【出典その2】 ドイツでは、冬でも、マラリアに感染?(1884年~1888年)
オランダでは、家畜小屋と人間の住居の暖かい場所に隠れている蚊が、冬期と、冷夏の間中、吸血し、マラリア原虫を媒介し続けていた。 |
1827年に、John Maccullochは、「私たちは、私たち自身の間における、平均寿命を、概数で、50歳ととらえていた。それは、この目的のためには、十分、満足のいくものだった。オランダでは、平均寿命は、25歳だった。人間の生命の半分は、1回の流行で、刈り取られていった。その死刑執行人ともいえる流行は、マラリアだった。というのも、オランダで、そのように著しく、致死性となるものの他の原因はないのだから。」と記載した。 |
↑『From Shakespeare to Defoe : Malaria in England in the Little Ice Age』(Paul Reiter:Centers for Disease Control and Prevention, San Juan, Puerto Rico)
http://www.cdc.gov/Ncidod/eid/vol6no1/reiter.htm
(←CDCのサイトである)
を私が和訳したものである。
原文を下記に記す。
In |
In 1827, John Macculloch wrote “We may take the average of life among ourselves, in round numbers, at fifty with sufficient safety for this purpose. In Holland it is twenty-five;the half of human life is cut off at one blow, and the executioner is malaria, for there is no other cause for the superior mortality of that country.” |
マラリアの潜伏期は申すまでもなく、三日熱マラリアでは普通14日であるが、北方のマラリアでは、6ヶ月~8ヶ月位のものがあり、殊にオランダ、ロシア等では秋に感染して、翌春に発病する者が多いと称されている。 |
↑『戦後マラリア =第45回日本内科学会宿題=』(澤田 藤一郎)(『日本医事新報(第1254号)』(昭和23年5月11日発行)p 479-482に収載。著作権の保護期間が満了しているので、転載自由とする)。ただし、現代の用法に直した箇所がある。