東京にある、歌舞伎座が千穐楽を向えました。
千秋楽ではなくて、千穐楽と書くそうです。
理由は、芝居小屋の火事が多かった江戸時代に
縁起をかついで「火」という文字を避けたからです。
明治時代に歌舞伎座が出来てからでも、
漏電・戦災などで焼けて、今の劇場は戦後建てた
四代目でしたが、それも今日で終演となりました。
3年後には、29階建てのオフィスビルを併設した
五代目に生まれ変ります。
昭和と平成の名演の霊気が染み込んだ劇場の雰囲気と
桃山風の正面外観(継承されるそうです)と、
華やぎとぬくもりをたたえた場内の空気を、
いとおしく思い起す人が多いからか、
連日、大入りが続いたそうです。
日本人は ! さよなら がスキですね ww
先日も話題になりましたが、最後のブルートレインの時とか
何かが廃止というと、今まで閑古鳥が鳴いていた所にも
人が集ります。 普段から活用していれば、採算も合い
中止&廃止にはならないのに・・・
哀愁・悲しみ・お別れ・に、心動かされるのでしょう。
繊細な、感覚&感受性を持ち合わせた、
素晴らしい人種です !!!
今の時間では、最終公演も終った事でしょう。