47都道府県の県庁所在地を訪問したので雑多な感想(続き)

 

41.佐賀市

 佐賀県の中心都市であり、佐賀県の中では大きな街。しかし、九州の県庁所在地では一番街が小さい印象がある。佐賀県内にある唐津、伊万里、鳥栖といった他の街とは距離が離れすぎており、県庁所在地としての影響力はそれ程強くなく、それぞれの街で独立している印象がある。特に鳥栖は福岡に近いうえ、鹿児島本線が通っているので福岡寄りの街。

 佐賀空港は街の中心から離れているうえ、本数も少ないので福岡空港を使った方はいい場合が多い。

 日本有数の規模を誇る干拓地があるためか、市街地は海から遠い。

 多くの地方都市と同じように、駅から少し離れた場所に街の中心があり、城の北側が一番発展している。大型の店舗は駅の北側にある国道34号線沿いに多くある。

 幕末から明治における薩長土肥の肥に当たるが、薩摩、長州、土佐と比べると印象はない。しかし、アームストロング砲(複製?)やドライドックなど、当時を偲ばせる物がある。

 

倒幕時の佐賀藩主 「鍋島直正 公」像

アームストロング砲

佐賀城

三重津海軍所のドライドック跡

 

 シシリアンライスというご当地グルメがあるが、個人的には沖縄のタコライスの方が好み。

シシリアンライス