47都道府県を訪問した記念に雑多な感想を徒然と記載

 

 01.札幌市

    北海道の中心都市であり、東京よりも北にある都市では最大で、東北最大の仙台よりもはるかに大きい。

    北海道はあまりにも広大で振興局を県と考えた方がよい。そのため単なる県庁所在地というよりも北海道共和国の首都

   という表現が実態に近いだろう。

    北海道の魅力に取りつかれて、本州から移住する人もいる。そのくらい北海道という地は、他県と比べて異質である。

 02.青森市

    東北の都市の中では比較的大きめ。青函連絡船はなくなったが、青森駅の構造はそのまま。青函連絡船の遺構は一見の

   価値あり。八戸と比べると比較的中心街は賑やか。

    名物は味噌カレー牛乳ラーメンで、B級グルメという言葉はこのラーメンのためにあるかと思える味。期待しすぎると

   微妙だが、期待せずに食うとすこぶる美味である。

 03.盛岡市

    東日本によくみられる、盆地にある都市。駅から盛岡八幡宮のあたりがおおよそ街の中心である。”わんこそば”は予約

   が必要。都市の規模としては控えめ。これと言って何かあるわけではないが、観光地として挙げられそうなのは"岩手銀行

   赤レンガ館”だろう。

 04.仙台市

    東北一の大都会。海沿いにあるようにみえて、中心市街地は内陸部。大都市らしく、周辺自治体にベッドタウンを抱え

   ている。どこに行くか迷ったら、とりあえず国分町に行けばいろいろ店がある。仙石線の始発は仙台駅ではなくあおば通

   駅。仙石線は地下鉄ではないが地下を走る。

    仙台城址の伊達政宗像までは、頑張れば仙台駅から歩いていけないこともない。

 

 05.秋田市

    秋田は海沿いにあるが、街の中心は内陸側。街の中心にある城は秋田城ではなく久保田城。町中を秋田犬が歩いている。

   遠目で見ると柴犬だが、柴犬よりもはるかに大きい。秋田犬を見るだけであれば大館を訪問するのがよい。(秋田県だが

   青森経由で行くとよい。)

    仙台程ではないが、街の規模は大きめ。

 06.山形市

    東日本によくみられる、盆地にある都市。駅前のビル群だけを見るならば、おそらく東北で2番目に大きい街である。

   山形新幹線が通るが、山形ではなく、新庄が終点。

    蔵王は宮城か山形か。

 07.福島市

    福島県央の平野部に位置する。(いわゆる中通り。)単純な都市圏人口であれば郡山が上。

    都市の規模の割に新幹線の本数はある。新幹線を眺めるならコラッセふくしま展望ラウンジがおすすめ。

    福島県自体が広いせいか、浜通り地域ではあまり存在感がない。

 08.水戸市

    水戸徳川家のおひざ元だが、地味。決して小さくはない都市。観光地としては偕楽園が有名で梅の時期だけ営業する

   臨時駅があるほど。

    しかし、水戸市の威光は県南部にはあまり届かず、東京やつくば市の陰に隠れている。

 09.宇都宮市

    街の中心に東部宇都宮駅とJRの宇都宮駅があるが、やや距離が離れており、乗り換えは現実的ではない。

    それぞれに商業施設がある。

    近年では珍しく、路面電車を新設した都市である。他都市の路面電車とは建設時期が大きく異なるせいか沿線の雰囲

   気は独特。

 

 10.前橋市

    県庁所在地であるが、駅前に大きな商業施設のある高崎とくらべると目立たない。中心市街地は空洞化気味。商業施設を

    集約させる取り組みを行っている模様。

    街の中心に近いのはJRの前橋駅ではなく、上毛電鉄の中央前橋駅。

    県庁はトイレからの眺めが良い。

長いので今日はここまで