Side:??→Ⅴ 生命が在るところに、物 語は生まれる。 その物語たちは廻り、枝分かれし…… 最後には<一番目の物語>へと還る。 耳を澄ませてごらん。 彼等が動き出したようだ。 昔、読み聞かせてもらった御伽噺の『お姫様』を探しているらしい。 きっと、多くの人は根拠もなくこう言うのだろう。 「御伽噺は空想でしかない」と。 ――御伽噺が空想の物語でしかないなんて、一体誰が決めたというの?