青い鳥で載せた「霧谷家の年越し」と「橘家の年越し」
ショートストーリーではなく、会話文です。
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【霧谷家の年越し】
深夜「夕食の準備、出来ましたよ」
――兄妹、リビングに集合
真昼「前から気になってたんだけどぉ、どうして毎年ざるそばなの~?」
深夜「夜明が、炊いた蕎麦は苦手だからですよ」
夜明「子供の頃に一度食べたけど不味かった」
日暮「へぇ…僕、どっちも好き…」
(霧谷家は、四兄妹が一緒に暮らすようになってからずっと年越し蕎麦ではなくざるそばを食べています)
【橘家の年越し】
綾斗「刹那ちゃん、折角だし紅白終わったら神社行く?」
刹那「…いい。寒いし、家で年越したい」
綾斗「そ、そうだよね…(シュン」
▼刹那は 何かを 察したようだ
刹那「…ちょっと待ってて」
彼女が部屋を退室し、その15分後…
綾斗「そ、その格好は…!」
刹那「着物、これしかなかったからこれ着たんだけど…変?」
綾斗「ううん、凄く似合ってる。でもどうして行く気に?」
刹那「兄さん、僕と外出したかったんでしょう?気が向いたから一緒に行ってもいいよ」
綾斗「刹那ちゃん…!ありがとう、それじゃあ行こうか」
(冬はあまり外に出たがらない刹那。 初詣とかそういうのはただの口実で、綾斗は刹那と二人で手を繋いでご近所歩けるだけでも嬉しいのです。まぁあとは着物姿が見れたらいいな、と密かに思っていたようですね)