ブログ神の自室。
「突然押し掛けて申し訳ない…」
エンド神は部屋の中央で正座し、ブログ神の作業を見守っていた。
「はは、別に良いですよ」
最近、神々の御茶会でよくSNSに関する話が飛び交っている。
エンド神も携帯やPCは持っているものの、そういったものに疎く彼(いや彼女?)だけが会話に入れずにいた。
最初は神がそのようなものを利用する必要性を感じないとか何とか言って強がっていたが、毎回話に入れないと流石に疎外感を感じずにはいられなかったようで。
SNSに詳しく、「そんなことも分からないのか」と馬鹿にせずに使い方を教えてくれそうな神に頼ろうと考え
辿り着いたのがブログ神だった。
「それにしても…エンド神さんがツイーター始めるなんて、何か新鮮だな」
多くの人間が利用していると言われているつぶやきサイト“ツイーター”。
御茶会に毎回参加している神はエンド神を除き、全員ツイーターをやっているとブログ神から聞いて
どうせなら皆が利用しているものが良いと、ツイーターを選んだのだった。
「アカウント設定完了。あ、皆のアカウントフォローしといたんで、後は何か適当に呟いとけば誰かしら反応してくれますよ」
「適当に、と言われてもな…」
「んー、じゃあ軽く挨拶だけつぶやいてみましょうか」
「わ、分かった」
『初めまして、焉堵(エンド)です。こういったものには不慣れなので、色々と教えていただけると助かる』
「これで良いだろうか?」
「ん、良いと思いますよ。って、はや…もうコメント来てますね」
エンド神のつぶやきに一件のコメントがついている。
エンド神は少しドキドキしながらコメントに目を通した。
『>>>焉堵です<<<』
「リピート神…エンド神さんがつぶやいた16秒後にリピートしている、だと…」
「Merry End:初めてのコメントは貴方からでした」
どこか嬉しそうな声音で呟いたエンド神に「コメント来て良かったですね」と、ブログ神は微笑んだ。