これは小学生の頃の夏休みに起きたハプニング

夏休みの宿題をいつしようか悩んでいた後半戦、ハプニングは突然起きた



家の近くにあるログハウスでいつものように遊んでいた僕ら
しかし、流石にいつも同じ遊びだと飽きる
そこで僕らはとある遊びを思いついた


「今日暑いから氷鬼しない?」

いいねー!!

夏に氷鬼とか天才かよ!?

ルーやポップコーンといつものメンバーも賛成し、真夏に氷鬼をすることにした


~ちなみに氷鬼とは~
鬼にタッチされる前に手をクロスし【氷】と叫ぶと氷になり鬼にタッチされなくなる、そして氷中は動くことが出来ないので鬼以外の人が【ホット】と叫びながら氷った人にタッチすると氷が溶けまた動ける人になる
類似にバリアー鬼やら色々あるが今回は氷鬼をやることになった



氷!!

ホット!!

氷!!


盛り上がる氷鬼
意外と頭を使う鬼ごっこなのでたまにやると面白い

しかしそんな中で事件は起きた


この氷鬼、いや類似系鬼ごっこに共通する欠点は
鬼になるとなかなかタッチ出来ないことにある

タッチしようとすると氷と言われタッチ出来ず、他を探そうとすると影からホットと仲間がタッチしていなくなる

これを何回もされるとなかなかイライラしてくる

そんなこんなで彼、ゴッチ君は何度目かの抜け出せない鬼になっていた

ちょっと目が赤くなっていたが無邪気過ぎる僕らはそんな彼を弄びギリギリで氷を叫ぶのを連発

もうゴッチの限界が来ていた


ゴッチに追われる僕


さて、そろそろ言うかな

僕はだいぶ余裕の距離をとり悔しがる顔を見たく振り返り魔法の呪文を叫ぶ




氷!!!



ふっ、これで君は僕をタッチすることは出来ない、さぁその悔しがる顔をみせたまえ!


そう思い彼を見ると僕は異変に気付いた



あれ?止まらないでくるぞ?


ゴッチ君は勢いを止めずにこっちに走ってくる


何故だろう?
聞こえなかったのかなー?

しょうがないなー


氷!!!!

僕はさっきよりもだいぶデカく叫んだ



しかし、何故かゴッチ君は止まらない
顔を真っ赤にして迫ってくる


オイオイまだ聞こえなかったのか?
…あれ?なんでゴッチ君手をグーにしてるんだい


もしかして怒って…



バコンッ!!





エッオー

僕が気付いた頃にはもう遅く
僕はゴッチ君に顔面殴られ吹っ飛ばされていた…


手をクロスしながら




しかし吹っ飛ばされたがまだ氷鬼最中だと思ってる僕



ちょっと待てよ!氷って言ったんだから怒って殴ったからってノーカウントだからな!まだゴッチ鬼だからな
ほら!早く誰か捕まえろよ!


火に油を注ぎ



律儀に氷状態の僕にゴッチ…いや氷鬼は馬乗りなる


え、ウソだろ?氷!氷!!氷!!


バコンッ

ボコンッ!

氷鬼は氷の僕を殴り続けた


そしてポップコーン達に助けられるまで僕は氷と叫びながら殴られ続けていた…


それ以来僕らは氷鬼、類似系の鬼ごっこをしたくなくなった


この季節に思い出す
幼き日の思い出