今日、愛知の夫から早朝にSMSが入った。「岬めぐりのコータローが死んだ。同い年だそうだ。」ネットで調べると「7月4日に脳内出血のため死去。享年73歳」。山本コータロー公式HPで15日に発表されたようだった。

一昨日「松原健之の岬めぐりを聴いた。コータローの岬めぐりとは違う。」というメールがPCに入って来ていた。私は「そりゃ違うでしょ。半世紀近く前の歌、作曲した本人の歌唱と同じはずがない。」と思ったし、思い描く「岬」は唄う人も、聴く人も違うはずだ、と返信していた。私にもふと思い出す「岬」がある。学生時代から何度も訪れている伊良湖岬。渥美半島の先端だ。あの風景を思い出すと心まで青いあの頃に戻って行くようだ。

ここ何年か、夫は70年代のフォークソングのCDをよく聴いている。「思い出の赤いヤッケ」や「岬めぐり」はお気に入りらしく、夫の車でいつも鳴っていた。

朝イチに入れて来るSMSの内容かなぁ、とも思ったけれど、最近増えている同年代の訃報、考える事も多いのだろう。