おひさま〜終章〜 #203
拓「それにしてもお前、よく知ってたな?」『何が?』「さっきの写真。あれでよくグラビアの子だってわかったな?」『コンビニの雑誌で見たことある顔だからな』「おぉ、お前にもそういう側面があったとは!」『何言ってんだお前』「そういうの全く興味ないって思ってたからよ」『一応男ですから』「大きい方が好きか?」『やめてくれ。……………彼女にドン引きされる未来が見える』「はっはっは。男は単純なもんだって、別に気にすることはないよ。けどこれで実証されたな。男はみんな変態だって」『…………急にぶっ飛んだこと言うな』「浩介だってそういうの見たことあるだろ?あ、それとも童貞は捨てたか?」『そうだとしてもこんなところで言わせんじゃねーよ』「いいねぇ!」満面の笑みでハイタッチを求める拓哉に、苦笑いしながら応える。『みんながみんなそうってわけじゃないだろうけど、男は変態っていうのは、なんとなくわかる』「安心したよ。お前、女性のことになるとすごく敏感になってたからさ」『変なこと言うなよ』「そういう意味じゃないって。お前の過去に何があったのかは分かんねー、でも明里ちゃんのことになると、お前いつも目の色変えてたからさ」『……………』「人の過去を詮索するのはあまり良いことじゃない、ってのは一応わかってるつもりだからよ」『拓哉……………』「まぁ、何かあったら言ってくれたまえ、親友よ」『ああ………ありがとう』「じゃ、青春しに行こうぜ!」『………おう』