理「しょうゆ1丁、しお1丁!」
『はい!』
今日は2人いないからか、お客が少なくてもいつも以上に忙しさを感じた。その中で浩介は調理をしたりオーダーを取ったり洗い物をしたりとフル回転で働いた。
『しょうゆ1丁、しお1丁上がりました!』
理「サンキュー!」
ふう、とひと息つく。
未「お疲れ様、浩介くん」
『ありがとうございます』
「でも、まだまだここからよ!」
『はい!』
この店では、定番のラーメンから変わり種まで数十種類のラーメンがメニューに並ぶ。まだ1回も作ったことのない注文が来たらどうしよう、という思いが頭の中を駆け巡っていた。
理「いらっしゃいませ!」
『いらっしゃいませ…………えぇ⁉︎』
思わず声をあげてしまった。
だって、入ってきたのは拓哉たちだったのだから。