慣れというものは恐ろしいですね。


今でこそ動じなくなりましたが、初めてこの病名を先生の口から聞いた時は、正直目の前が真っ暗になって何も考えられなくなって、後で大泣き、でした。


脳症、というくらいですからね…何だかすっごく重いイメージしか浮かびませんでした。

怖くて、すぐにはネットでの検索もできなかったんですよね泣き

以下は、NICUで担当してくれた先生が説明してくれた内容です。


●入院までの経過

・常位胎盤早期剥離のため緊急帝王切開

・生後は軽度の仮死があるも蘇生にて改善、アプガースコアは1分値6点、5分値8点

・前医で頻脈(180程度)持続

→NICUへ搬送


●入院後の経過

・足を不自然に動かすけいれんを疑う動きや、脈が早いこと、頭の超音波検査で脳の浮腫が認められそれが原因でけいれんをしていると判断

・坑けいれん剤を使用しけいれんは消失、その後もけいれんは何回か出現したため坑けいれん剤を使用


●新生児でけいれんを起こす原因

・頭蓋内病変(低酸素性虚血性脳症、出血、梗塞、脳挫傷、脳の奇形)

・代謝疾患

・電解質異常

・感染症

・その他


●入院後の検査

・血液検査やレントゲン、超音波検査を実施

・神経学的な評価のため、頭部CT、頭部MRI、脳波検査を実施

・入院時のエコーでは脳は浮腫状であった

・頭部MRIでは虚血性病変を認め、低酸素性虚血性脳症の状態と思われる


●低酸素性虚血性脳症について

・仮死や呼吸、循環不全によって、脳の低酸素、虚血による神経症状をともなうもの

・脳の神経細胞の不可逆的変化によって起こる

・今後脳が萎縮し、それに伴い出血が出現する可能性がある

・神経学的な予後は、予測が難しく経過をみていく必要がある



後遺症は何かしらあるだろうということでした。

ただ、こういった病気はその子それぞれで出方が違うらしく、今の時点ではわからないとも言われました。

確かに脳の神経細胞は再生しません。
が、脳のことはまだまだわからないことが多く、どのような発達をとげるのか誰にもわからないと。

先のことは誰にもわかりません。
この子の可能性は無限大にあると、私は今も思っていますキラキラ

詳しくはまた別記事で書きますが、リハビリを通して日々成長していくゆうたを目の前で見ていて、そう感じずにはいられません。

子どもってすごいなーって、本当にそう思いますにゃ












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