パーゴラのあるお庭・・素敵ですよね。今回はそんなお庭を改めてご紹介します。
私たちがパーゴラを作るとき、又は提案するときどういう考えでいるのかというのは、ここに書くと長くなるので、ちゃんとしたブログ(ガーデンマインドというブログを別に作りました。そちらは大まじめです)でご紹介致します。(・・・リンク後で貼ります、すみません・・・)
お庭の中で、上の空間を作るのはいろんな意味でとても難しいです。
樹木がその役割を果たしてくれますが、空間を作ってくれるほどたくさん植えることができて、「雑木林の中にいるみたい・・」なんて、許される敷地ばかりじゃないですし。。
人の頭より上が何か物で覆われていると、その下を広く感じることができ、「囲まれた空間」を発生させることができます。お庭に出て作業をするとき、この「空間」はとっても大事です。
庭に出て落ち着く場所がないと、眺めるだけの庭になってしまいがちです、経験上。
そして、樹木以外で、その空間を作ることができる第一候補が、パーゴラです。
普通に、すだれをかけて日よけにしてもいいですが、せっかくなので植栽をしてみました。
画像のパーゴラに絡ませてあるのは、ブドウとモッコウバラ。
色塗りなどのメンテナンスを考えて、とげのないモッコウバラ。丈夫だし、お手入れも簡単です。
モッコウバラの葉は小さいので、刈り込むと密集してくれて日よけになりますが、その分角刈りになります。なので剪定は先端を刈り込むのではなく、枝のもとからバッサリ切ります。
思い切って切ってしまって大丈夫です。
ブドウの剪定も同じくバッサリです。ブドウは落葉しますので剪定は冬に行います。
ブドウは葉もきれいでお料理の飾りにも使えます。
かなり枝が太くなるので、剪定は年に一度は行いましょう。
種類にもよりますが、ブドウはかなり実がなりますので、収穫は十分楽しめます。
画像は、8月のブドウたち。
植物で日陰を作ったパーゴラの下は、熱を遮ってくれるのでかなり涼しいです。
5月ごろ、モッコウバラの花が咲きます。8~9月はブドウの収穫。
冬は剪定と・・。
剪定したブドウのツルでリース作りです。
細いところを選んで、丸めてリースの土台がたくさんできます。
12月はもちろんクリスマス。1月はお正月用に。2月は・・バレンタイン用にしてみました。
リース施工例はこちら。リンクは後日貼ります。