陽気な天気に誘われて、福岡県大野城市にある『鏝絵(こてえ)美術館』に行ってきました。
個人の美術館なので中々の自由っぷりなのですが、ま、それは写真と共に説明を。
住宅地が並ぶ中、ひときわ目立つコチラの美術館。
自宅と隣のアパートが作業場&こて絵の美術館になっております。
この「鏝絵(こてえ)」ですが、知らない人が多いと思いますので簡単に説明をば。
こて絵(鏝絵・こてえ)とは、
日本で発展した漆喰を用いて作られるレリーフのことで、左官職人がこてで仕上げていくことから名がついたそうです。
主に母屋や土蔵の外壁の装飾として、昔から招福厄除や富の象徴に花鳥風月を中心とした題材で用いられていたものです。
そんな伝統的なこて絵文化に自由の風を送り込んだのが三浦さんの鏝絵(こてえ)美術館なのです。
そんなワケで、作業場に邪魔して申し訳ないのですが、失礼しまして地下の作品展示室へ~。

いたる所に作品が並べてあります。
それを「スゲェ」と見ていたら、奥から作業をされている方が出て来られて親切に作品の説明をしてくれました。
「この作品がルーブル美術館に出した~」
‥あれ?
ひょっとして、美術館の館長であり、作品を製作した三浦辰彦さん本人じゃないですか!
ご本人さんの説明を受けながら観る作品は、また特別なものがありまして、
例えば、こちらの作品に登場している蛇には可愛く耳をつけたよとか、
本物の小豆を使って色を表現したとか、
海外でも好評だったとか、
総理就任記念の作品とか、
大統領就任記念の作品とか、
初音ミクとか~、
‥ぇえ??!( ̄▽ ̄;)
たまに見せる遊び心がかなりパンチありすぎて、見る者にとっては、面白・B級・珍スポの前衛的でカオスでサブカルなディープの超メタパニだと思われるかもしれません。
~が、アートって本来そういうもんだし、目の前で作品を見てると熱く興奮するものがあります。
酔った時は作品の仕上がりが早いとか笑っておっしゃってましたけど、その細やかな作業は、十五歳で左官職人に弟子入りし、以来五十年建築左官として活躍なされた職人の技だからこそ出来るものだと思います。
てな事で、話してたら長くなりますのでこれくらいで。
■鏝絵美術館
■福岡県大野城市下大利4-7-1
■観覧(作業中)~日没まで
■観覧無料、P有(少)
■鏝絵制作、左官工事全般受付