ありがとうと言いたい
色々な人にありがとうと言いたい
感謝する人はいくらでもいる
代表して、自動車学校で出会った・・・・・・見知らぬ二人
二十年前頃の・・・・・・たぶん、女子大生かな?
俺は授業の予約をパソコンでマウスを動かし取ろうとしていた
その時右手が痺れていてマウスが思うよう動かせなかった
困っていたら、パアと二人の女子大生が現われ俺に話しかけた
「どの授業をとりたいんですか」
俺は取りたい授業を教えた
彼女達は巧みにマウスをあやっり俺が望んでいた授業を予約した
他にも色々な必要な入力をしてくれた
「どうも、ありがとう」
「いえ、いえ、良かったです」
そう言ってパアっ二人の学生はキラキラと去って行った
頭をさわやかな風が吹き抜けた
二十年前頃のこと、嬉しかった、ありがとう
眩しかった想い出、なぜか、青春を感じたよ
そして、今、君達は何をしているの?
この世界の同じ時の中で暮らしているんだね
きっと弾けて生き生きと
今日を生きなければ明日はない
そして、また明日が今日になり
今日を生きなければ明日はない
そんな繰り返しの中でダイヤひとかけらを発見したい
雨の変わりに
夢を降らそう愛を降らそう
自分の為に人の為に何かをしたいのさ
時は無限で果てしなくはかなくも命は有限で
その中で俺は明日はきっと明日はきっと
晴れるだろうと晴れるだろうとそう信じて夜空の流れ星に願いをかける
「ついつい作ってみました」
真は何も答えなかった。
「つくりです。つくりです。ツクツクボーシツクツクボーシ」檸檬は言う。
「今日を生きなければ明日はない。また明日が今日になり、今日を生きなければ明日はない。そんな繰り返しの中でダイヤひとかけらを発見したい」
「なんか、よかったよ。素敵な二人の女子大生。そんな人達もいるんだね」
「難しかったな。二十年前の過去の話だから、かなり創造、想像したけど楽しかった」
「俺達もそんな人になりたいね」
「私もなりたくて書いたの」
「ちょっといい気分かな」
「真、ここらで、平凡な日常を書いてよ」
「平凡な日常」
「そう、それが今の私の気持ちなの」
「『普通の日々』ってこと?」
「そうよ、『普通の日々』。それが『お題』よ」
「今の話も普通といえば普通だよ。とてもよい普通かな。そして、今の話も『普通の日々』だよ」と真は語る。
「同じような話でも、まったく違う話でもいいの。すべてを含めて『普通の日々』よ」
「果たして、俺の心の中にある『普通の日々』は、檸檬にどんな普通に映るのかな?」と真は思った。
五日後、場所は真の部屋へと変わって。