ただただ君を見つめてる

 

部屋の中は三人
彼と彼女と俺
彼はインターネットで解析し
壊れた電化製品を次々に直してゆく
そんな彼を見て俺は呟く
「凄い、俺なんて何もできない」
彼女は言った「いいのよ、それで」
えっ、と俺は彼女を見る
彼女の瞳は
「あなたはあなたの良さがあるんだから」
と語っているように思えた

 

心が読めたらいいんだけど心が読めたら怖いよね

 

好きですと言ったら

何もかもこわれる

そんな気がするんです

今まで生きてきた経験から

どうしてもそんな気がするんです

 

素直な気持ちを
簡単に自然に出すのは
難しい
それが一番大切で
尊いことだから

 

今語る貴女の話は信じられない
でも、騙されてもいい
貴女という人間が信じられるから

 

抱いても抱かれても
心がないとそこから愛は生まれない

 

「俺はね、彼女の心がキレイだから惚れたのさ」