やっぱりバカヤロー!

 

ある晩、俺が子供の頃
オヤジの自転車の
後ろに乗っていた
オヤジは鼻歌を歌いながら
機嫌よく自転車を走らせる
その時、俺はふと思った
自転車の後輪に
足を突っ込んだら
一体どうなるのだろう
俺は、たまらなく
足を自転車の後輪に
入れたくなり
一気に、えぇいままよと
足を突っ込んだ
それから、俺の足に
激痛が走り
俺は、泣きだし
オヤジは、びっくりして
地元の外科病院に
俺を連れて行った
大変な騒ぎになった
家族に凄く迷惑をかけた
いまだに家族には
事件の真相は秘密にしてある

 

チャリン チャリン
今すれ違った
自転車のあの女性
微笑んでたね
いいことあったんだね
こっちまで嬉しくなったよ

 

山でも海でもバカヤローじゃなくて
偉いヤロー!と叫んでみたい、いや、それは絶対に叫べない!