風とピクチャーガール

 

あの娘は言った
「そんな言葉が欲しいのじゃない。
何が必要なのか考えなよ」

 

なぜあの娘は嘘をつく
なぜ綺麗な嘘をつく
あの娘が頭がいいから
この世が汚いから
この世が矛盾してるから
それは俺にはわからない
俺の為の嘘だったら嬉しいな

 

無心になって

絵を描いている

あの娘の姿を見ている

その光景がの目の中に

絵となって入ってくる

俺は気づかれないように

去って行く

素晴らしい絵が

こわれるといけないから

 

もしかしてもしかして「俺」の絵ですか?

 

風は野獣のように
あの娘を襲った
だけどあの娘には
誰にも負けない魅力があった
あの娘は魅力を武器として
風と引き分けた
そう、「自然」と引き分けたのだ

そして、俺は誰と引き分ける?

彼女と自由に平等に引き分ける?

いや、彼女と自由に平等に心から愛し合うのさ