愛しのマリン
昔はいつも
気軽におまえと
付き合えた
適当なジョークを言って
バカ笑いしながら
おまえと喋っていた
どうしたのだろう
今頃、素直に喋れない
おまえがまぶしいよ
マジで愛してしまったよ
届かない空
掴めない雲
まるで君みたいだね
青い空に白い雲が流れて
羽ばたけない俺は
ただこうやって眺めているだけ
あァ、いつの日も、いつの日も
突然彼女は言った
「今度、海に行かない?」
どうして?
「学生時代、二人でよく行ったじゃない」
あァ、あの頃のことか
覚えていてくれたんだね
車で海まで何時間も走り
子供のようにはしゃぎ泳いだね
気がつくと君は浜辺で
日焼け止めをたっぷり塗って
ひとりきり寝ていたね
そんな君に見とれていた
「今度、海に行かない?」
もちろん行くさ、今度こそ君の心を盗んでみせる