紺色のスーツ

 

オヤジと就職希望会社面接用のスーツを
デパートに買いに行った若き日
二人でぶらりぶらりと見て回る
オヤジが「これなんか、どう」と俺に言う
俺はオヤジが手にした紺色のスーツの
値札を見てビックリした
かなりの高額であった
今まで学生の時代、眼鏡を買ってもらった時等
必ず一番安い品を勧めていたのに
俺の就職に対するオヤジの意気込みが伝わってきた
あれから……………
オヤジはもう他界し、俺はあの紺色のスーツで
オヤジのおかげで今の会社に就職できた
今も勤めている…………
もう、あの紺色のスーツは着れない体型だが
いつでも、心は紺色のスーツを着ているよ、オヤジ、ありがとう!

 

面影

 

オヤジの面影懐かしみ

オヤジの歌いし歌を口ずさむ

 

忘れないもの

 

心が忘れないでいるもの
永遠にいつまでも……
俺が生きている限り……
それは何か?
実はわからない
でも、嬉しい時
でも、悲しい時
心からジャンプして現われる