皆様、いかがお過ごしでしょうか?
ピアノ講師の阿部晋二です。
審査に携わる場合、審査席に受験者の氏名や、指導者の氏名が提示されるところもあれば、受験者の名前を番号に変えて、受験者本人は勿論、その受験者を指導した先生が誰であるか、全く解らないようにして進行するところもあります。
時々、基礎も出来ていない、目茶苦茶な演奏に接して審査する場合があるのですが、受験者がそのような演奏をするのは明らかに指導した先生の責任です。
一体、どのような教え方をすれば、このような演奏になるのかと思うことも多々あります。
ピアノの先生方は、一度でも審査員をされてみられたらよくお解かりになると思いますが、世の中、指導力や演奏力のないピアノの先生が本当に多いのです。
私は、ピアノを習うにあたり、コンクールや各種試験を受験したい場合は、世界最高のピアノ練習曲であるショパンのエチュードをきちんと勉強した先生に習うべきだと思っています。
世の中には「カリスマ指導者」と言われるピアノの先生がおられますが、その中にはショパンのエチュードを全く弾けないという方もおられます。
そのような先生に師事した場合、ショパンのエチュードが課題曲になるコンクールの中学生部門以上になると、自称「カリスマ指導者」であっても、生徒を入賞させることが出来ないということになります。
ショパンのエチュードの作品10―1と作品10―2は、この世の中のピアノ曲で最も難しいと曲であると言われています。
その演奏の方法を知っていれば、他のピアノ曲は比較的容易に弾けるようになるものです。
つまり、ショパンのエチュードを全曲勉強したピアノの先生は、他のピアノ曲の演奏方法が明確に分かるので、本当に信頼出来るピアノの先生になれることと思います。
ピアノの先生方、またはピアノを学ぶ方々は少しずつ、ゆっくりでもショパンのエチュードを全曲勉強することを強くお勧め致します。
☆最近、私が感動した演奏動画☆
菊池亮太さんによる作品10―4
筋肉ピアニスト系ユーチューバー
フォルテさんによる作品10―1
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