グルグル彷徨って混ざって 暗闇にほどけて
(街は隠すだけ)
名前も見えない他人の情報が 視線返す


なんで狂おしいのに不安がって 希望も忘れ
(曇り空のように)
騒々しい僕らはBABE  帰る家はどこに?

潜み続ける永遠の影 誰もが交差する街並み
無限の点を繋ぐ その真ん中で 君と

飛べない 届かない 空はない
掴めない 見れない 夢もない
アンサンブルはMY LIFE かけがえないMY TIME 
隣にいよう そっと ずっと
消えない 色のない 虹はない
いらない 必要のない 人はいない
見つけた光を辿って 君と君と つながっていたいんだ


どこかで途切れ散らかって この空に浮かべて
(痛み隠すように)
出口も見えない世間の失望が 視線落とす

掻き消された言葉の向こう 遥か遠い場所まで…ようこそ!
眠れない夜を越えた その感情で 君と

癒えない 解けない 傷はない
動かない 移らない 時代もない
真実だけをMY LIFE 見つけたいよMY TIME 
守りたいから そっと ずっと
バレない 伝わんない 嘘はない
迷わない 間違えのない 人はいない
恐れる事なんてないよ 君と君と つながっていたいんだ


答えなんて見えないや
だからここにいるんだ 君と

飛べない 届かない 空はない
掴めない 見れない 夢もない
アンサンブルはMY LIFE かけがえないMY TIME 
隣にいよう そっと ずっと
消えない 色のない 虹はない
いらない 必要のない 人はいない
見つけた光を辿って 君と君と つながっていたいんだ
いたいんだ










「フゥ~」
「アーキモチ良かったっ」



「バカシンジィ お風呂上がったわよ~」




『分かった 今行くよー』








5秒…



「(遅いっ)」イラッ



「(どうしてあたしはあいつの事を…)」
「(バカだって分かってるのに)」

「(なのに何でこんなにも気になるのかしら…)」

「(アーッ…もう気が気で…)」

「(にしても遅いわね あいつ…)」

この間5秒


「(バカシンジ 何してるのかしら…)」

スッ スーッ…

チラッ
「!」
「(何あれダッサ…)」

「ちょっと 何覗いて…」



「よっ 呼んでも来ないからぁ」

「ちょっ そんな早く動ける訳…」

「ってイヤフォンしてたじゃないの ちゃんと聞いてたぁ?」

「聞いてたよぉ」

「ホントォ~?」

「ちゃんと聞き分けられるんだ 僕」 

「フーン~…」

「どんなに大きくしても 聞こえちゃう事もあるから… 聴きたくないのにね…」

「ハァ?」 

「気にしないで こっちの話さ」




「ねぇアンタ…」

「何?」

「そのクッソだらしないタンクトップ それ なんて書いてあんの?」

「これ? これは『平常心』だよ」
「って そんなだらしない?」

「ヘージョーシンッ?」

「どんな時でも焦らず 常に普段の自分でいる事…かな」

「フーンッ」
「で いくらしたの?」

「またっ 女のコって どうしてそんな事…」

「いくらすんのかキョーミがあるだけよ」

「○○00円だけど…」

「○○EURO!? Waaaaas!?」
「気が知れないわっ」

「どうしてもって勧められちゃって 弱っちゃったよ 全く」

「(絶対おしつけられたわね それ)」

「案外気に入ってるんだぁ わるくないだろ?」 

「バーカ…」

「何言ったって動じないね なんってったって平常心だから ふふ」

「へー…」

「(じゃ試してやろうじゃない)」


「ネェ シンジ」

「何?」

「アンタ キスした事ある?」

「キッ!キキキ キスゥ?」

「そうよキス」  

「そっ そんな事っ…」

「そうよね~シンジクンの事だもん もうファーストとはしたんでしょ?」

「あっ…綾波っ!?」

「あたしにもしてよ…いいでしょっ♪」

「綾波となんか してないよっ」

「あらっ そうなんだ? じゃあダレとしたの?」

「まだ…誰ともっ…」


「なら あたしとしようよ ねっ」

「ふー…」

「シンジ…ほらだらしない」

「触るなよっ」サッ

「ナニアセってんの ヘージョーシンッ… でしょ?」 

「ううんっ」

「シンジ…あたしを見て」

「アッ アスカッ 近いっ」

「イイ香りしてるでしょ?」

「知ってるよっ 僕も使ってるボディソープの香りだろっ」

「それをまとった女のコのボディよ ホラァ」

「!?」

「やっぱココよね 男のコがキョーミある所って」

「アッ アスカだってだらしないじゃないか ちゃんと胸元は閉じてろよっ」

「ウフフ…」

「んもぉ…」


「ホラ…眼を閉じて…」

「えっ」

「シンジ そんなのも知らないの? 一からいろは教えなきゃダメ?」

「なっ 何が?」

「眼ぇ開けたままキスする気? ダメよそんなの あたしが恥ずかしいわ」

「そ そうだよねっ」

「そうよ シンジ 眼閉じなきゃダメ」

「う うん…」


「う~ん (遂に僕もっ)」
「(アスカって言うのは不本意だけど)」
「(あーでも最初は綾波と…)」
「(いやいや それは流石にアスカに失礼だ ここは)」

「う~…」フルフル

「アセっちゃダメよ ンー」

「(あーもうすぐ…綾波っ ごめんっ)」



「そうヨ~ダメヨォ ダメダメッ…ヒッグ」

「ミサトッ…!」「ミッミッッ…!?」


「アンタ達ぃ まだ早~い」
「ワタシのぉ メガッ! 目がクロい内は許さないっ ツキに代わって オシオキだべぇ~ギャハハッ」


「ミサトさぁん(んだよぉ~)」イライラッ…


「アハハッ…楽しい」

「アスカ…」

「アーDTからかうの楽しいっ」

「えっ…」

「あんたがヘージョーシンって言うから試してあげたの」

「そ そんなからかったの?」

「あ あんたとキスする訳ないでしょ あたしを甘く見ないでよねっ」

「はぁ…(だよな)」
「お風呂入ってこよ…」


「ハァ…」
「(あともうちょっとだったのに…)」
「(これでよかったのかしら…)」


「ちょっと二人ともどーしたのよ?」

「知りませんよ」「ヨッパライは早く寝てよね」

「あらっ…しどいわっ」





最近アスカばっかりだな…