男がひ弱になってると
世間はいつものウワサ
そんなことばかり
言われてねぇ悔しくない?

100年1000年たってもね
意地と見栄は捨てないで
あきらめることに
慣れてちゃダメ うざったいよ


青空を駆けるような
気持ちを抱きしめて
昨日・今日・明日からもがんばろう

イチかバチか男だろっ!
いまどきの夢を 
見せてよ 大丈夫だから
ちゃんとしゃんと男だろっ!
背筋をのばして
あなたらしさ ピカイチに磨きなさい

男に生まれて損したと
泣き言なんかはキライ
何でもかんでも
いじけていてどうするのよ


優しさとあなたの気弱さ
似ているようで違うよね
チャラチャラしてても
イザというとき 決めなくちゃね

太陽に負けぬくらい
まぶしい人でいて
本気なの ヤル気あるの どうなの

イチかバチか男だろっ!
まっすぐに いつも
生きてよ プライドを捨てず
ちゃんとしゃんと男だろっ!
私の気持ちに
甘えないで 輝きをつかむのよ


ずっとずっと男だろっ!
気合を入れたら
すべてを乗り越えてゆこう

イチかバチか男だろっ!
いまどきの夢を 
見せてよ 大丈夫だから
ちゃんとしゃんと男だろっ!
背筋をのばして
あなたらしさ ピカイチに磨きなさい












「シンジ!」

「! んだよ いきなり」

「あんた 今度の音楽の授業どーすんの?」

「えっ…あ あの演奏するって言う あれ」

「どうせ グループの輪に入れなくて 結局ソロでやるのは見え見えなんだから」

「それは…僕にはカヲル君が…い…」

「分からないわよ あいつが必ずしも助けてくれるとは限らないし」

「そんな事…」

「まぁ 可哀想だから あたし達のグループに入れてあげる ね? 二人とも」
「…ええ」「ウンウン」

「えっ…僕が この中に?」

「そうよ どこも行き場のないあんたを救ってあげるのが エリートの役目よ」

「んだよ(その上からの態度)」

「ワンコ君 姫はね ワンコ君の事を特別気にかけてるのっ」ヒソヒソ

「真希波さんっ…」

「ちょっと!ナニッ!?」

「別にぃ~」

「ンモォ…」





「じゃあ 何歌って演奏するか 決めましょ」
「…そうね」

「ワンコ君っ ワンコ君っ」

「えっ?」

「ワンコッ…ちょっと」

「何またぁ…」



「えーっ!?」

「それで行こう ね 私達なら出来る」

「でもぉ」

「いいから いいから」


「姫」

「何?」

「歌は私達 wan - nyan combiでやるニャ」

「あんた達がぁ?出来んの?」

「まぁ 聞いてよ 行くよ ワンコッ」

「えっ」

「ホラァ」

「あっ はいっ」


「♪僕の名前はわんこっ」

「♪私の名前はにゃんこっ!」

「「♪♪二人合わせて わんにゃんだ」」

「「♪♪キミと僕とで わんにゃんだ」」

「♪小さなものをぉ」

「♪大きなアレで~」

「「♪♪動かずチカラだ おっ…」」



「歌わせねぇーよぉ!!」

「姫ェ~オチがまたいいんだニャ」

「…? なんて?」

「だからぁ  ぱ…」

「言わせねぇーよ!」


「あんた達のおかげでバン!されたら どーすんのよ!?」

「えー 楽しけりゃいージャン」

「自分達だけ気持ち良くなったら ダメなの お下品よ」

「キビシー…」


「ここは あたしとエコヒイキで歌うわ」
「…私が弐号機の人と?」

「そうよ 一応あんたの事は認めてんだから ホントはあたし一人で十分なんだけど」

「…」

「曲もあたしが決める   この曲ね!」

「…」

「文句無いでしょ?」

「…良いけど」

「けど?」

「…歌えるかしら?」

「大丈夫 あたしがレッスンしてあげるわよ」

「…違う 貴女が歌えるかしらって…」

「ちょっと!あによっ!?」

「…この曲 確かに良い曲だけど かなり難しい」

「ムッ」

「…いきなり出来る? 四人で」

「出来るわよ!あたしに従って 付いてくれば!」

「…今の貴女じゃ 纏められない それに」

「ンッ…」

「…一緒に歌いたいとは思わない」

「クッ…」





「…もっと周りを信じて 皆と一緒に歌を奏でたいって言う想いを持って」

「いっしょに…」


「歌を…」


「フーッ…」


「ねぇ…」



「…何?」



「あたしは どーしたらいい? みんなと一緒に歌うには」


「…先ず 皆で奏でられる歌を決めましょう 四人で」

「そ そうね…」



「これはどう?」

「そうだね 良いジャン」

「…ええ」

「うん」


「(これなら ピアノで叩けるかも)」

「ワンコ君…」

「あっ はいっ」

「怒らせちゃったせめてもの 罪滅ぼしだよ」

「そうですね」

「私もガンバるから」


「じゃ 行くわよ みんな」


「…ええ」「うん」「roger」



♪ ♪~

「♪…いつまでも 絶えることなく 友達でいよう~」
「♪明日の日を夢みて 希望の道を」

「「♪♪ 空を飛ぶ 鳥のように 自由に生きる」」



「…(歌は時に言葉よりも心に伝わる事がある)」

「…(私に伝わってる 皆の気持ち)」

「…(分かる 今弐号機の人 ポカポカしてる)」

「…(そして 私も…)」


「「♪♪信じあう よろこびを 大切にしよう 今日の日はさようなら またあう日まで」」


「(これ位 カヲル君の真似事だけど…)」

「(カヲル君…)」

「(カヲル君…今頃 何してるんだろ…)」



「(良いニャ ワクワクするニャ)」

「(やっぱ女のコ達が友情を温めるなんて キマシちゃうなー…ニャフ)」


♪~…


「出来た!」

「これなら 本番もオッケーね」

「…ええ」


「ワンコ君っ」

「あ はい!」

「今日はありがとう ワンコ君の伴奏で 二人の歌声が引き立ったよ」

「え そんな 僕は」

「謙遜すんな~コノコノ」

「こんなのカヲル君の真似事だし」

「何がなんでもいいんだよぉ 本当にさんきゅー」

「あ いえ…」

「…碇君?(ポカポカしてる?)」


「ハイ つまらないモノだけど 今夜のオトモにどうぞっ」

「ちょっ!これ何に使うんですかぁ?」

「いっっぱいlipしたから いいんだよ?オカズにして」

「…縦笛?がお夜食なの?」

「ハイハイ あんたは何も知らなくていいの」


「真希波さんっ!いい加減にして下さい!」

「♪LはlipのL~」

「んもぉ…」









NyeaOh!