愛よ消えないでもう u um
I need you 
ずっと捜してた
愛を止めないでもう u um 
これが最後のFall in love 




朝になれば City Light 
いつでも消えてゆくけど
ふたり逢ったこの偶然
このままだいじにしたいよ


膝をかかえるための
昨日までの両手
今日からはおたがいの
ハートをのせて

愛よ消えないでもう u um 
I need you 
2度と迷わない
愛を止めないでもう u um 
瞳 みつめて Fall in love 

ドアの数がふえるほどに
隣りは遠くなってくね
会話じゃない 言葉だけを
交わして流されていた


あなただけは 私を
判ってくれていた
ホントは誰だって
さみしい Lonely child 

愛よ消えないでもう u um
I need you 
ずっと捜してた
愛を止めないでもう u um 
これが最後のFall in love 


愛よ消えないでもう u um 
I need you 
2度と迷わない
愛を止めないでもう u um 
瞳 みつめて Fall in love


愛よ消えないでもう u um
I need you 
ずっと捜してた
愛を止めないでもう u um 
これが最後のFall in love 





藤田さん てぇてぇー!







ガチャ!
カランカランッ

「ヨォースッ 美樹ちゃーん 来たよぉ」

「あっ 冴羽さん いらっしゃい」

「フンッ 貴様 何しに来た…」

「何言ってんの 俺は客だよ お客様っ あ 俺レイコーね」

「アイスですね」

「客だぁ? だったらこの間のツケ いや今までの未払い全部払え」

「オー怖 海坊主チャン 接客業は愛想が良くないとダメですよぉ スマイルスマイル」

「んだぁと!?」

「ファルコン!」


ガチャ カラン…カラン

「あ いらっしゃいませ お好きな席へどうぞ」

「ちょっと…私が注文取ってくるけど 静かにしててよ」



「良い娘じゃないか」

「…」

「お前になんか勿体無い位だ」

「…」


「安心しろ 俺が美樹ちゃんを幸せにするから」

「貴様…美樹に手ェ出したら その腕へし折って仕事出来ない様にしてやるからな…」

「リョウちゃん怖いぃ… だったら タコ坊主サンの腕ちょこっと分けてもらおうっと あ それは脚か!アッハハッ」

「リョウッ!」

「ファルコン!やめて! 冴羽さんもお願い!」

「フンッ」

「美樹ちゅぁんは優しいんだねぇ ボク達を仲裁してくれるなんて」

「もーさ こんな店 こいつに任せて ボクとデートしよーよ」
「冴羽さん…」

「今流行りのチーズドック食べてぇ ヴィアールでぇカメハメハした後ぉ ボクのもっこりドックをカメハ…」

「冴羽さん…ごめんなさい」


「それは出来ません」

「美樹ちゃん…」

「でもぉ 書き入れ時の時間にボクを入れて お客様二人だよぉ もうこいつ一人で充分回せるって」

「こんな店だから…この店だから ほっておけないんです」

「今の時代 こんな店があったっていいじゃないですか」

「どんだけ取り残されても私には…」チラッ

「居心地の良い場所なんです…」

「ンッ…」

「あっ あっ あのなぁ! 今この中にお客様は一人だ!」
「はぁ?俺は?」

「お前は冷やかしだっ!」

「ちょっと!…」

ガトッ!

「コレ飲んだらとっとと帰れ!」

「ファルコン…(一応コーヒーは出すのね…)」

「うぁ 優しいっ じゃあコレ飲んだら 美樹ちゃん…」

「断りますっ 店外デートはしませんので」

「アラァ~」

「美樹 気を付けろ こいつに触れただけで孕まされるからな」

「オイ そんな言い方すんなよ ボクと美樹ちゃんは これから真の愛っ をハグくむ間なんだからさぁ」

「んだとっ…」

「アッ…もしかして ボクに嫉妬してるのぉ~」

「貴様ァ さっきからベラベラとぉ…」

「美樹の名前を口にしやがってぇ…」

「アッ!真っ赤っ 真っ赤っ赤っ ゆでダコなんか出すサ店なんて ここが初めてだぁ」

「このぉ…」グッ…

「そっ それっ その握り拳なんだぁ? やっ やるのか? 今の時代そんな事したらどーなるか分かってんのっ?」

「美樹ちゃん ムービー ムービー撮って!」

「ファルコン!」



「あの…」


「ヘ?」


「頼んだジュース まだ?」


ギュュュッ…


「生搾りオレンヂジュース お待たせしました…」

「オレンヂ搾ってたのねーっ」

「んもぉ ファルコン…」

「フンッ…」









「フー 暑い暑い」
「おーいっ!冴子ッ!」
「あらっ りょうちゃん」
「『アラァ りょうチャン』じゃあねぇよ」
「ちょっとぉ そんなに大きい声出さなくても良くなぁい? こんなに近くに居るのに」
「すっとぼけちゃって~」
「だから 何よ?」
「忘れたとは言わせないぜ」

「これを見ろ!」
「んまぁ!…って何それ」

「今までに溜まった『モッコリ』の回数券だぁ!」
「あら…まあ…」
「人を散々コキ使いやがって 今日こそ溜まったツケ 全部払って貰うからな!」

「りょうちゃん…」
「ンッ? 観念したのか ンジャぁ デヘヘ」
「そんな事を覚えているなんて 一々細かいのねぇ」
「んだとぉ もう許さん とことんヒイコラ言わせてぇ…」
「ヒイィィ」
「さあ さあさあ!」

「仕方無いわね」

「ちょっとだけよぉ チラッ」スッ
「オオッ 生ぁ」
「あなたも好きねぇ チラリ」クッ
「パイナポゥ!」

「もうっ…いいだろっ トリアエズナマで…ニャンニャン…」フン…フン…

「りょうちゃん」


「冴子ッ! 合体だぁ!」
「ヒィ~」



「ちょっと待って りょうちゃん…」

「なんだよっ!?」

「りょうちゃん 後ろ」
「へ?」

クルッ

「このっ 性技超人がぁ!」ブンッ
「キックゥ~」

「冴子さん うちのがすいません」
「いえいえ」

「チクショー 次は必ずニャンニャンして…」
「次ヤッたらハンマーだかんね」
「キャイ~ンッ…」
「あらあら 仲が宜しい事」






なんか空が広がってんなぁ と思ったら
映画館跡にこんなのが建ったんだ… 凄い違和感あるわ




んじゃ 地獄で会おうぜ ベイビー