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エヴァンゲリオンの本放送をリアルタイムで見てた事かな








「ハァ…」

「ウフフ…」

「アハハ…」

「良かったわ~」

「二人で ウフフ」

「ミサトッ…?」

「加持君と一緒に…ウフフ」

「チョットチョットどうしたのよぉ」

「加持君と一緒に行った砂場 良かったわぁ」


「!?ッ!」

「ナナヒカリッ!エコヒイキッ!」

「んだよ…大きい声出してさぁ」「…」

「あ あ あんた達がしっかりしないから ミサトがちょっとおかしな事やりだしちゃったじゃないっ」

「ミサトッ…そんなに追い詰められたのね 辛かったら休んでいいのよ」

「ハァ?」

「特にシンジッ!」

「何?」

「あんたが頑張らないから ミサトが砂遊びとかワケわからない事はじめちゃうよのっ」

「砂遊びぃ?」

「だって今スナバって…」




「アハハッ アスカ…砂場は屋号よ 何言ってんの 流石に砂遊びはしないわよ」

「ヘ? ヤゴーって?」







「なぁんだ ヤゴーって名前っ?」

「そうよ」

「って 結局加持さんにソバ ゴチになったって事ぉ?」

「そうよぉ~良かったわ~」

「お昼からお酒で…ウフフ」

「やっぱゴチってのが 嬉しいわ」

「ミサトォ…」

「ハァ…天シャン…シュワワ…」

「ニッポンのソバ屋ってチャオズも出すの?」
「さぁ 知らないよぉ」


「いいなぁ ミサトだけ 加持さんのオゴリで」

「ヘヘンッ」

「いいなぁ ミサトだけ」

「まっ 私の日頃の行いが良いから」

「ア それないわ」

「アスカァ~ンモォ」




「どうでもいいけど ソバ食べたくなってきたぁ」

「アスカ?」

「ソバ ソバ ソバ」

「食べたいなぁ~」チラッ

「いいな~ あたしもおソバァ~」

「たぁべたいなぁ」

「う…うるさいなぁ」



「分かったよ 今日はおそばにするよ」


「やったぜ 言ってみるもんだ」
「…」





「お待ちどう」

「キタキタ」

「綾波も食べててって いっぱい茹でたからさ」

「…」

「綾波 そばは嫌い?」

「…そんな事ないわ」

「だったら どうぞあがって」

「…ええ」


「んじゃ…いただき… ッ!?」

スパーンッ!

「いだっ 何すんっ…!?」

「あんた あたしバカにしてるでしょぉ!」

「えっ?」

「あたしだってねぇ ソバ位分かるわよ!」

「これ何ぃ?」

「おそばだけど」

「ダマされないわ! この色の白さ 紛れもない これはソーメンよっ! 分かってんだからね」

「えっ これちゃんと袋に生そばって…」

「あんたの目利きもあてにならないわね」

「けど これは…」

「言い訳無用! 夏に続いて冬にもソーメン地獄を食らわせる気とは ホント信じらんない」

「アハハ これ 更級ね」

「サラシ…ナ?」

「蕎麦の実のどこを挽くかによって 違ってくるの これは中の部分を挽くから白いのよ」

「へぇ 知らなかったです」

「あ あたしは知ってたわよ ワザよ シンジを試したの」

「本当にぃ?」

「ウウ…」

「…無知を晒したわね」

「五月蝿い!」

「まあまあ 何はともあれ 茹でたてを食べて」

「そうね」


「いただきまーす」

「ンッ…ン…」チュル…


「ンー…」

「アスカ?」

「これがソバ?」

「なんかモソモソしてるし シンジらしいツルツルッシコシコッってゆーのが無いのよねぇ」

「アスカァ いつまでそれ言うんだよ!」

「フンッ! あたしは絶対忘れないわよっ しつこくツイキューすんだから」

「…野党の人?」

「んもぉ…しつこいよぉ」


「アスカ お蕎麦ねぇ そうやって食べるんじゃないのよ」

「エッ?」

「レイを見なさい」

「ヌッ」


「…ん 」 ズゾッ ズソソッ!


「スゴッ!」

「お蕎麦はのどごしよ あ ビールもねっ」

「レイ あなた蕎麦食いだったのね」

「…」

「…別に」


「…」

「…ただ 碇君が作ったお蕎麦が美味しそうで」

「そんな 綾波っ…僕はただ…」

「…碇君の人に対する思い遣りが伝わってきたから 食べてほしいって言う想いが」

「あらあら ごちそうさま」

「ムゥ…」

「ぼ 僕も食べよっ…」




「(ムカつく…)」

「(またエコヒイキばっかり…)」

「(なんかイタズラしてぇ)」


「!」

「(そうだ これこれ)」


「…」ズ ズッ ズッ


「アッ!」

「あんな所に 風船がぁ?」



「…?」


「(今よっ)」


「(ピュッ ピュッ ピューッ)」


ピッ! ピュッ ピュッ


「…結局 何?」

「別にィ?」


「(フフッ 真の目的は その器よ)」


「(さぁ 赤い赤いラー油にむせびなさい)」


「…」ズッ

「…」ズッ


「(さぁ吹き出せ シンジの前で恥をさらしなさい!)」


「…」ズゾッ ズズズゾ


「(こいつっ ラー油に 何の反応も無い)」






「…(お蕎麦とラー油 とても合う)」

「…(弐号機の人 はっきり分かんだね)」

「(エコヒイキ バレてたか やりますね)」

「…(ふふ)」

「(ウフフ…)」


「綾波?アスカ?」

「…あ あれ何?」

「エッ?」ヒョイッ


「何にもないじゃない(その手は食わないわよ なんてったってあたしは天才なんだから)」

「(二人共 さっきから何してんだ?)」
ズゾッ…

「んっ!?」

「ぶはっ!」「ンギャッー!」

「シンジ テメ バカヤロー 何すんのよ!」

「ごめんっ! けど そばが急に辛くなってて」

「言い訳すんなっ あんたは女のコの顔にガンシャしたのよ!」

「そんな言い方無いだろっ!」

「ゴチャゴチャ抜かしてんじゃねぇ!」



「あら~アスカァ 赤いソバージュ?アハハ似合わなーい ヒッグ!」
「ミサトォ…」