中国ドラマ
「烈火士官学校」を見ていた。

随分前に手に入れていたのだが、中々 視聴する気持ちになれなかった。
いざ 見始めると面白い!
だんだん
オモシロい、とだけ 言ってられない展開に、彼らを取り巻く社会の
キツさを思ってしまう。。。
ドラマでしかないのだけど、、、

物語の舞台は、まだ民国時代?
おまけに士官学校で、男に扮してる女が一人。
新鮮だしエピソードは、想定内だったりしたが 44話と長いから
展開も登場人物も次々と、目まぐるしくて 其々の事情を抱える学生でありながら
彼らを取り巻く環境も危うくなってゆく。

中華民国時代(1912年~1949年)

 1911年、孫文による辛亥革命により清の支配は終わり中華民国が設立されました。 しかしこの時点では中国はまだ建国されておらず数十年にわたって内戦(蒋介石の国民党と毛沢東の共産党、1927年から37年)が続きました。

そしてついに、日本がコトをおこす。

盧溝橋事件

1937年7月、北京郊外の盧溝橋で日中両軍が衝突。いずれかの発砲から始まった偶発的な衝突であったが、日本軍は全面的な戦闘に突入する口実とし、日中戦争の契機となった。

日中戦争は、37年から全面戦争となり太平洋戦争に拡大し、日本の敗戦により45年に開放されるが、その後は(37年に停止していた、蒋介石の国民党と毛沢東の共産党の内戦により 共産党が勝利し)49年に「中華人民共和国」建国となった。


   【あらすじ】
辛亥革命後、混乱を極める社会情勢のもと、全国で軍事教育が強化されていた。謝襄(シエ・シアン)は、兄の謝良辰(シエ・リアンチェン)を名乗って烈火士官学校の入学審査を受け、合格する。しかし、その夜に訪れたキャバレーで高官の息子・顧燕幀(グー・イエンジェン)が起こしたトラブルに巻き込まれ、

舞台となるのは、女子禁制の軍の学校。
時代背景は、辛亥革命により清朝が滅び、近代国家として歩み出しつつ、国を挙げて軍事力強化が進められていたとき。民国時代と言われる 中華民国時代。
謝襄(シエ・シアン)は尊敬する兄・謝良辰(シエ・リアンチェン)の遺志を継いで、兄の名前で烈火士官学校に入学。

事故死した兄の代わりに、烈火士官学校に入学した謝襄。謝襄のルームメイトの顧燕幀は、謝襄の男装に気づく。

次第に、謝襄に惹かれ始める顧燕幀だが…     男だらけの烈火士官学校で始まる、ラブロマンスドラマです。 〜拝借しました

ラブロマンスドラマ というには、重すぎるエンディング。

でも こんなドラマ、好きです。
中々 日本の侵略時代を舞台にした、抗日ドラマとか 日本には来ないですから。多分 ホントの抗日ドラマは、敵国民族としては見るに堪えない内容のエピソードが沢山だろうと思いますが。。

いつか 「月光変奏曲」の、ディン・ユーシーさんが
「民国時代が舞台のドラマに出たい」とインタビューで答えていて
その理由は、
ファッションが素敵なのと、その時代の建物や風俗が魅力的に見えたからだろうと思います。


民国時代をよくわからないままに、視聴したドラマに「民初八行伝〜正しき反逆者たち〜」がある。
今なら楽しめるかもしれないが、もうどこかに行ってしまった。