
もどかしくて、イライラして、すごい孤独を感じる映画を観た。
ユカコは同僚のシゲヒサと付き合っているが、シゲヒサの浮気を疑っている。
精神的に不安になって倒れたユカコを介抱したのは、同僚のノボルだった。ノボルはサエコという女の子に恋をしていることをユカコに話すが、実はサエコはシゲヒサの浮気相手だった。サエコはノボルに対しての気持ちはない。
ユカコとノボルはお互いの気持ちを語り合って行くうちに深い関係になって行く。
そして偶然にも、シゲヒサの部屋でユカコとサエコ、ノボルは顔を合わせてしまい、男2人と女2人の感情むきだしの修羅場となってしまう・・・
登場人物は最後までたったの4人。
それぞれが相手を求めても求めても追いかけても追いかけても捕まえられない。
どうしようもなく気持ちが落ち着かない。
泣き、わめき、怒り、そして最後には、どうしようもない孤独が気持ちを覆ってしまう。
でも、悲劇的じゃない。
全部剥き出しになって、「これがあるべき姿なんだ」と思えてくる。
一つのシーンが非常に長く、演技はほとんどが即興らしい。
役者の技量が問われるが、見ていてこちらがどんどん引き込まれてしまう迫力がある。
それにドキュメンタリーなのかと錯覚してしまうこともある。
一日一回限りのレイトショーでは勿体ない作品だと思った。