〜前回までのあらすじ〜
昔々あるところに、おじいさんと少年がおりました。おじいさんと少年は銀座に出かけ、少年は革張りのシャープペン(くっ、生意気な!)を買ってもらい、どんぶらこどんぶらこと帰宅しました。受験2日目の午後に。

こんにちは、伴走できない母です。
秋が深まってまいりました。
しかしまだブログは2月。こちら↓の続きです。


夜になり、合否発表の時間。

その時の私は用事があって、家から徒歩5分程度の場所で会議室の椅子に座っていました。

すぐ隣の椅子には顔見知りの方が座っています。

あと10分、いや15分待てば、帰宅できます。

でも、もう発表の時間!

家で夫と本人は結果を見ているだろうと思いつつ、自分も一刻も早く見たい!結果を知りたい!

ソワソワして、スマホを取り出し、結果発表のサイトにアクセスします。


すぐ隣に人が座っているので、スマホ画面が自分にしか見えないように、やや不自然な角度でさっと見てさっと伏せました。


↓








残念ながら、不合格となりました。


画面に表示された、グレーの四角。その中の不合格の文字。


あ、ダメだったんだ…。

…。…。…。

でも、隣に人がいたので、平静を装わないと!と思い、無、無、無…と唱えました。


その10分後くらいに一人でトボトボと帰宅した私。

ただいまーと帰宅すると、夫と本人はもう結果を知っていました。

不合格の瞬間を私は見なかったから、息子がどんな表情をしたのかはわからなかったな。


本人は、「えー、明日も受験するの、嫌だなー」とか、「どうせ〇〇中に行くんだから、明日はもう受験しなくていいよー」とか、「明日、学校行っていい?」とか、ブツブツ言っていました。


とりあえず、塾に電話です。

昨日の志望校Aの合格報告以来の電話だから、併願校Cの不合格もまだ伝えられていません。

不合格×2の報告かぁ〜と気を重くしながら電話。

ワンコールで若いお兄さん風の講師が取る。この方は担任に取り次ぐだけだが、もう何十回と繰り返しているのか、電話の取り次ぎがおっそろしく早い。

こちらが学年とクラスを言い終わる頃には、電話口は担任の先生に代わっていました。


「昨日の〇〇(併願校C)は、厳しかったみたいですねー!」

第一声がこれにっこり


お世話になっておりますー、とか

こんばんはー〇〇君のお母様ですかー、とかではなく、

「厳しかったみたいですねー!!」

なんというか、声のトーンから伝わる感じとしてら、

(なぜか)息子の不合格は知っていて、

(注:以前の記事に書いた通り、塾側は息子の受験番号を知らないはず)

(おそらく)倍率が高く、塾の他の生徒も含めて併願校としては良い結果は出ておらず?

(けれども)もう終わった話だし、(既に合格があるので)この件についてこれ以上の会話は必要ありませんよ、もう忘れて結構ですよ、

…そんな感じを受け取ったのです。


私もその勢いに飲まれてしまい、昨日の併願校Cはなかったかのごとく、今日受験した志望校Bの話を始めました。

「志望校B、ダメでした…。」


「そうですか。明日もう一度受験なさいますよね?」

先生の切替、早い早い。

「親としてはそのつもりですし、出願も済んでますが、本人のやる気が無くて。今日も試験が終わったら遊びに行ってしまいましたネガティブ」


その時に先生に言われたのは、息子君は志望校Bの過去問と相性が良く、以前から合格点付近まで取れているので、今日の不合格も惜しいところだと思う、明日も合格チャンスはあるはず、と。


過去問と相性が良いのは本当で、他校では苦戦する算数の過去問、志望校Bについてはけっこう得点できていました。

あともう一つ、社会の問題との相性が異常によく、8割9割取れてしまうのです。

社会の貯金を国語と理科で溶かす感じなのですが、理科は単元によって振り幅が大きく。

今日苦手な単元が出て不合格なら、

明日はもうその単元が出ないからチャンスかも!?


担任の先生から、本人に電話を変わるように言われ、スマホを渡すと、いそいそと廊下に言ってしまいました。(たいして話さないくせに聞かれたくないっていう少年心にっこり)


しばらくして、電話を終え部屋に戻ってきた息子君は、私にスマホを返すと、明日の準備を始めました。

おおお、なんかやる気になってるびっくりマークはてなマーク


先生に何を言われたのか尋ねてみると、べつに…みたいな感じでしたが、

少し聞き出した感じだと、

・明日が君にとって最後の受験。

・長かった受験勉強も明日で終わり。今まで頑張った期間を考えれば、あと1日頑張るくらいできるはずだし、今頑張るのをやめたらもったいない。


みたいな感じで鼓舞されたみたいです。

さすが塾の先生は発破をかけるのが上手いですね。


そんなわけで、我が家の中学受験、DAY3に突入でごさいます。



本日も備忘録にお付き合いくださりありがとうございましたびっくりマーク