愛媛 元同僚とその両親を殺害した被告 無期懲役確定へNHK2025年12月11日午後2時33分
4年前、愛媛県新居浜市で、職場の同僚だった男性とその両親の合わせて3人を殺害した罪に問われた被告について、最高裁判所は上告を退ける決定をし、無期懲役が確定することになりました。
河野智被告(58)は、2021年10月、新居浜市の住宅でこの家に住む、職場の元同僚の51歳の男性といずれも80歳だった男性の両親をナイフで刺すなどして殺害したとして、殺人などの罪に問われました。
裁判で弁護側は、妄想型の精神疾患の影響で、責任能力がない「心神喪失」の状態だったとして無罪を主張しました。
1審の松山地方裁判所は、被告の責任能力は著しく低下していたが完全には失われておらず、「心神耗弱」の状態だったと判断し、「3人の生命を奪う凄惨(せいさん)な犯行だ」として、求刑どおり無期懲役を言い渡しました。
また、2審の高松高等裁判所も控訴を退けました。
被告側が上告していましたが、最高裁判所第3小法廷の沖野眞已裁判長は11日までに退ける決定をし、無期懲役が確定することになりました。