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こんにちは、やすです。
今回は、2025年6月12日に病院へ行き、再斜視検査を受けてきたときの記録です。
いよいよ来週は、半年間引き延ばしてきた「手術をするかどうかの決断」を下す診察の日。
その運命の日を前に、今日は細かな再検査を行うことになっていました。
夕方からの予約だったので、のんびりと来院。
いつもより病院が空いていたのか、診察券を出すと速攻で名前を呼ばれました。
今日、私の検査を担当してくれた視機能訓練士(ORT)さんが、本当に親切で丁寧な方でした。病院のスタッフさんは皆さん優しいですが、その方は特別にホスピタリティを感じる素晴らしい対応で、それだけで少し緊張が和らぎました。
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この日行った検査項目は、以下のような内容です。
【今回の検査内容】
・視力検査
・乱視検査
・立体視検査(物が立体的に見えるか)
・両眼視検査(両目で同時に見えているか)
・斜視検査(シノプトフォアという大型弱視鏡を使った検査)
・プリズム検査(ズレを補正する度数の測定)
一通り入念な検査を終えたあと、その視機能訓練士さんが、プリズムレンズを使って「ある体験」をさせてくれたのです。
それが、「手術をした後の見え方の疑似体験(ビフォーアフター)」でした。
レンズを覗き込んだ瞬間、本当に衝撃が走りました。
いつも私を苦しめていた右眼と左眼の「ズレ」が、嘘みたいに綺麗に消え去ったのです。
「えっ……!? ズレてない。めちゃくちゃ見やすい……!」
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今までずっと、二重に見える世界や、ちぎれそうな眩しさと戦い続けてきました。
前回の診察で手術を勧められたときは、目にメスを入れる恐怖ばかりが勝ってしまい、「怖い、無理だ」と先送りにすることしかできませんでした。
でも、このビフォーアフターを肌で体感してしまった瞬間、私の中で革命が起きました。
手術をすれば、毎日このストレスのない、まっすぐでクリアな世界が手に入るかもしれない。
そう思ったら、あれほど膨らんでいた「不安」が、一気に「未来への大きな期待」へと大逆転したのです。
胸の奥から、「すごい……これなら手術をしたい!早くこの世界に行きたい!」という前向きな気持ちが、ふつふつと湧き上がってくるのが分かりました。
恐怖で立ち止まっていた私の心に、光を灯して期待へと変えてくれた視機能訓練士さんには、本当に感謝しかありません。
来週はいよいよ決断の日。
あんなに怖がっていた私ですが、今は「先生にお任せしよう」と腹をくくっています。
……あ、でも、やっぱりちょっとだけ、まだ怖いですけどね(笑)。
(次回に続きます)
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こんにちは、やすです。
今回は、2024年11月22日に病院へ行き、先日行った検査の結果と診察を受けてきたときの記録です。
実は、この日の診察結果があまりにも衝撃的で、心の整理をつけるのに少し時間がかかってしまい、ブログの更新が遅くなってしまいました……。
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当日は、予約時間の30分ほど前に病院に到着しました。
ですが、予約時間を過ぎてもなかなか名前を呼ばれず、そのままさらに30分が経過。
待ち時間の間、私は先生に聞きたい「斜視に関する疑問点」を頭の中で何度も整理し、準備万端の状態でノートを開いて待っていました。
そしてついに名前が呼ばれ、緊張しながら診察室へ。
まずは検査結果と、先生の所見についての説明がありました。
結果は、やはり「両眼視(両方の目で同時に物を見る機能)」はできていないということ。ただ、「立体視(物を立体的に捉える機能)」は少しだけできているとのことでした。このあたりは、前回の検査の感覚通りです。
ここで、気になっていた「目のズレ幅」について先生に質問してみました。
私:「私の目のズレって、どれくらいなんですか?」
先生:「16△(プリズム)ですね」
16プリズム……。正直、これがどれくらい凄い数字なのか、その時の私にはよく分かりませんでした。これからもっと勉強が必要ですね。
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そして、ここから話は一気に核心へと進みます。
先生の口から出たのは、思いがけない言葉でした。
「やすさん、やっぱり手術をしましょう」
実は、今日の診察に向けて、事前に家族会議を開いていました。「手術をして少しでも良くなる可能性があるなら、受けてみよう」と、自分の中では覚悟を決めて病院に来たはずだったんです。
なのに……いざ先生の口から直接「手術」という言葉を聞いた瞬間、心臓が跳ね上がり、猛烈な不安が襲ってきました。
だって、内容が想像以上にリアルで怖かったんです。
先生の説明によると、まずは「右目の下直筋(かちょくきん)を弱める手術」をして、次に「左目の上直筋(じょうちょくきん)を強める手術」をするとのこと。
しかも、その効果がどれくらい出るかは未知数らしく、「実際にやってみないと分からない」と言うのです。
先生の頭の中では、最終的に合計3回(左1回、右2回)の手術を視野に入れているようでした。
3回も……!? 目の手術ですよ!?
もう、頭の中は不安しかありませんでした。
先生はかなりやる気満々で、「さあ、手術日の予約を入れちゃいましょう!」とグイグイ勧めてきます。
でも、そんなのいきなり決められるわけがありません。だって、大切な「目」にメスを入れるんですから……。
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どうしてもその場で決断ができなかった私を見て、先生から助け舟が出されました。
「それなら、半年後にまた検査と診察をしましょう。その時にどうするか決めますか?」
優柔不断な私は、その言葉にすがるように、「はい、そうさせてください……」と、決断を半年後に延期(先送り)してしまいました。
手術への恐怖に負けて、完全に逃げてしまったんです。
でも、先送りしたとはいえ、結局は「手術をする」という方向性は変わっていません。
帰宅後、家族に「手術を勧められたこと」と、「怖くて決断を先送りにしてしまったこと」をそのまま正直に報告しました。
そして、今もまだ手術をすべきか激しく迷っていることを、改めて相談しました。
正直、今はまだ怖くてたまりません。
でも、この半年という執行猶予の期間をかけて、じっくりと自分を追い込み、覚悟を決めて、手術を受ける方向へと心を固めていきたいと思っています。
(次回に続きます)
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皆さん、こんばんは。やすです。
前回まで、斜視治療への「決意と準備」についてお話ししてきました。
今回からいよいよ病院での本格的な闘いがスタートします!
「自分の目と、とことん向き合って治していくぞ!」
そんな強い意気込みを胸に、私は本格的な「斜視検査」に臨むため、病院の門をくぐりました。
しかし、そこで待っていたのは、想像以上に過酷で、そして自分の現実を突きつけられる、切ない検査の連続でした。2024年11月12日の記録です。
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1. 大型弱視鏡(シノプトフォア)検査
まず案内されたのは、斜視検査の代表格とも言える「シノプトフォア(大型弱視鏡)」という大きな機械の前でした。
覗き込むと、左右それぞれに違うイラストが見える仕組みです。
今回のイラストは「鳥」と「かご」。
本来なら、両方の目で見ることで「かごの中に鳥が入っている状態」に見えるはずの検査です(車と車庫のイラストなどもありますよね)。
しかし、両眼視ができない私には、かごの中に鳥が入って見えるわけがありません。
「見えません」
私のその一言で、この検査は即終了。
分かってはいたけれど、「なんで自分は普通に見えないんだろう…」という悔しさが、胸の奥をチクリと刺します。
その後、機械の筒が動き、顔を右に左に、目は上下左右に動かしながら、目のズレる角度(斜視角)を精密に測っていきます。目まぐるしく変わる視界に、もう何が何だか分からなくなるほど疲れ果ててしまいました。
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2. 立体視検査(チトマスステレオテストなど)
続いて、斜視の方なら一度は経験があるであろう「立体視(ものを見比べる深さの感覚)」の検査です。
偏光メガネをかけて、特殊な画像が飛び出して見えるかをテストします。
・偏光膜による「ハチ」の画像検査
「ハチの羽が浮いて見えますか?」と聞かれ、これについては「見えます」と答えることができました。
・丸(〇)の画像検査
4つの丸のうち、1つだけが浮き出て見えるテスト。全問は見えず、だいたい半分くらいまでは分かったのですが、それ以降はいくら目を凝らしても見えませんでした。
・4種の動物・乗り物画像検査
星、車、動物などのイラストが並んでいるのですが、私の目にははっきりと飛び出しては見えず、全体が「もや〜っ」と滲んで見えるだけでした。
検査結果としては、「立体視は完全にゼロではなく、少しは見えている。立体視の調整機能が多少は残っているらしい」とのこと。
他の人はこれが全部、当たり前のように綺麗に立体的に見えているのかと思うと、やっぱり羨ましさと切なさがこみ上げてきます。
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3. プリズム検査
最後の仕上げは、斜視の度数を測る「プリズム検査」です。
視能訓練士さんが、私の目の前に様々な度数のプリズムレンズをかざし、目の動きやズレを細かく調整しながら測定していきます。
レンズを切り替えられるたびに、グッと目を押し込まれるような、独特の強い圧迫感に襲われます。
そして、出た結果がこちら。
測定結果:両目で12プリズム
この「12プリズム」という数値が、大人の斜視手術において大きいのか小さいのか、この時の自分には全く分かりません。次回の診察で先生にしっかり質問しようと心にメモしました。
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検査を終えて
全ての検査が終わり、ヘトヘトになりながら、最後に担当してくださった視能訓練士さんに思い切って聞いてみました。
私:「これ、やっぱり手術した方がいいんですかね……?」
訓練士さん:「最終的には、ご本人次第ですね」
手術をすると、ものの見え方がガラリと変わる可能性があると聞き、正直「怖いな」という恐怖心が頭をよぎります。
でも、長年悩まされてきたこの眩しさ(羞明)が消えて、見た目(容姿)のコンプレックスも改善できるなら、やっぱり一歩踏み出す価値はあるのかな……。
答えはすぐには出ません。
来週はいよいよ医師による診察なので、この不安をそのまま先生にぶつけて、じっくり相談してこようと思います。
一歩進むたびに、期待と怖さが交互にやってきますね。
(次回に続きます)
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