吸い殻バスターズ、その後 | よろしくチビドッグ

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タイトルはあの有名な漫画から…。

日向ぼっこが気持ちいい季節になってきました…。




さて!
しばらく放置してしまっていたブログなのですが、吸い殻バスターズの活動報告でもしましょうか。

(過去記事:「吸い殻バスターズ、始動。」→





散歩といってもいつも同じコースを回るわけじゃないのですが、

「3日くらい続けて同じコースの吸い殻を拾い続けると、かなりきれいに保たれる。」

ということがわかりました。

(そして、そのあと数日違うコースに行っている間に元通りになるという・・・。)

さて、吸い殻が捨てられやすい場所ですが…。

・排水溝
・植え込み
・吸い殻がたくさん落ちているところ
・交差点
・なんかゴミだらけの家

という感じです。

捨てる人の心理がよく出ていると思います。

そこいらへんに捨てているようで、多くの人は
「捨てても目立たない場所」
を選んでいます。

つまり、
・目の前から消える場所(排水溝や植え込みの陰) と、
・すでに吸い殻やその他のごみが捨ててあるところ

です。

つまり、
そこいらへんに捨てている人がたくさんいるわけだけれども、

「見えないように」とか
「自分だけじゃないもんね~ッ!」

と、

「人の目は気にしている」

わけですな・・・。

排水溝は一応、”消火”の意味もあるのかと思うけど。
まあ、私は環境問題とか訴えるの好きじゃないんでそうは言わないけど、
それ、排水溝の目的と違うと思うぜ!! って思ってます。

私はね、最初に書いた通り、
ゴミ拾いしているおじさんみていてなんか心が動いたからこういうことを始めたんだけど、
”怒り”が原動力になったらやめようと思ったのね。

ちょっとね、怒ってる(笑)。

その、そこいら辺にごみ捨てる行為そのものっていうか、
「捨てるくせに人の目は気にしとんのか!!?」
っていう、せこい心理みたいなのが。。

おかしなもので、公園とかに堂々と捨ててあるやつは、腹が立たないんだよね。
街路樹の下とか、排水溝の隙間とかに”隠れている”ヤツを拾う時にムカついてしまう。

この現象から、「私は何に腹を立てているんだろう??」って考えたら、
単純に、私は”そういう人間が嫌いである”ということがわかった。

吸い殻の投げ捨てを悪いとも思っていないヤツの方が、まだましだと思ってる。
っていうか、それがその人にとって良いも悪いも関係ないことであれば仕方ないし、私にとっては正義じゃないと思うから拾うだけ。(←でも自分の正義ではないので”ヤツ”呼ばわり。)

だけど、”悪いと思いながら隠れてやる”というヤツは、卑怯な人間だと思うんだ。

だって、見えない場所に捨てればいいや、っていうのは、
「バレなければいいや。」
っていう考えだから。見た目だけ取り繕ってればいいや、っていうことでしょ??
で、後ろめたい気持ちはあるくせに、自分は他人にいいところを見せておこうっていう考えでしょう?? 根底にあるのは。

仕事にしろ、プライベートにしろ、そういうヤツとは仲良くなれない気がするんだ( ´_ゝ`)

そしてね、さらに突き詰めて考えると、

自分が他人や物事に対して怒ったり、いらだちを覚えるときって、その現象によって引き出される何かが自分にあるから怒るんだよね。

多分ね、自分自身が表面だけ取り繕って長年生きてきたことへの怒りでもあるんだと思うんだ。
自分自身、それを良く思っていないから、そういうことする他人が許せないの。

最近、そういう”良い人ぶりっこ”をやめて随分楽になったんだけど、
でもまだ「このやろー」って思ってるんだよね。

だから、私はごみを拾う。
拾いたいから拾う。

見えるところに捨てる人とは正面からぶつかり合えるから、最後には仲良くなれると思う。

そして、隠れて捨てる人間とも本音で話し合って最後には仲良くなりたいと思う。

そんなことを妄想しながら、ごみを拾う。

そして、そんな風に自分と向かい合いながら、この地味な活動をもうしばらく続けてみようと思う。




「いいから撫でろ。」