高校1年生から2年生になろうとしていた春。


わたしはゴスペラーズの『ひとり』に出逢った。


その日から約20年近くの時が経つけれど、

出逢った時から今もずーっと、

人生で出逢った曲の中でも、

最愛の曲で在り続けてる。


なんでなんだろう?って、

うっすらとは考えたこともあるけれど、

それすらも考えられないくらい大好きな曲。


だけど、その答えのようなものが…

なんと…

20年近く経って…

今日わかったんだ。


わたしはこの『ひとり』という曲を、

大好きな人に歌って欲しいとずっと思ってた。


そして、大好きな人に歌ってあげたいとずっと思ってた。


本当に歌う歌わないということじゃなくて、

『ひとり』の歌詞のような気持ちでわたしを愛して欲しいと。


こんな気持ちで人を愛したいと。


そうずーっと思ってた。



……

………


だけど今日、

さっき、

わたし気付いたの。


わたしはこの曲を、

ゴスペラーズの『ひとり』という曲を、

誰よりもまず、わたし自身に歌ってあげたかったんだ。


こんな気持ちで、

わたし自身を愛してあげたかったんだ。


それに気が付いた時、目から鱗がどれだけ落ちたことか…

シャワー浴びながら泣きました。


わたしはもう、自分のことを決して離したりしない。


自分自身に悲しい歌を、聴かせたりしない。


わたしはわたしを、思いっきり愛して♡

生きて行きます♡