久しぶりの投稿。

旦那と近所のマックに行った時のこと。
女性4人グループが賑やかに談笑していて、給料はこれくらいもらってる、残業代はこれくらいと話しているのが聞こえた。そのうち二人は教員をしているようだった。
少し興奮していたのか、「働きながら大学院行ったらもっと給料上がる」「部活がないから特支のほうがいい」と声高らかに話していた。

私は大学を卒業してからすぐ大学院に進学した。その当時は私の通っていた大学院は夜間開講で、社会人も多く通っていた。その中には教員をしている人ももちろんいた。
教員不足や働き方についての問題が深刻化している世の中。教員は本当に大変な仕事だと思う。
だから働きながら大学院に通って研究して修論書くのもそう容易ではないだろう。でもその分得られるものも沢山ある。「お給料が上がる」目的だけで進学したら、きっと苦労するだろうなと思った。

でも、「進学したい」って気持ちも「給料を上げたい」って気持ちもわかるから私は否定するつもりはない。
しかしそのグループには「大学院に通いたい」という子の意見を「大学院に行ったところで給料の差なんてたかが知れてる」と真っ向から否定した子がいた。
....大学院で得られるものって、もっと凄いんだけどな。


意見を否定した子は、まるで「自分のいる世界、自分の見ている世界が正解」で、「それ以外は全て悪」であるかのような話し方をする子だった。
その後仕事の話から結婚や出産の話に変わったが、その際も否定的な事を大きな声で話していた。

「結婚しても他人は他人だ」という話だけならまだ良かったものの、不妊治療がどうのこうの(そのグループには不妊治療している人は特にいない)という話まで周囲に聞こえる声で話していたので、どんな境遇の人が聞いているかわからないからデリカシーは持って話してほしいと思ってしまった...。

私自身、結婚相手は「自分で選んだ最初の他人」であると思っている。なんの縁もないところから家族になれるって素敵なことじゃないか?

「子どもが産めなかったら結婚している意味がない」という話もしていた。思うだけなら自由だけど、それは口にしていいのか?もし周囲に不妊治療を頑張っている人がいたら何を思うのか?自分が将来好きな人と結婚して、なかなか授かれなかったら同じことを言えるのか?
ただ耳に入ってきただけの会話だったのに、疑問が湧きすぎて一瞬フリーズしてしまった。

旦那との楽しい外食の時間だったのに、デリカシーのない会話で少し気分が落ちた。

現在は妊娠を機に離職して、今までできずにいた明るいヘアカラー(大学時代は福祉系の部活や教育実習、院生時代はカウンセリング実習、就職後は福祉業だったためずっと暗い髪色だった)にしている私。
彼女たちにはきっと子どもを作るために結婚をした人間に見えていて、大学院や障害福祉なんて縁のなさそうな人間に見えているんだろうと思う。笑

見えているものが全てじゃないこと、そして視野が狭いことがいかに他人を傷つけるのかを実感した。

あと、大声でキャッキャと盛り上がりながらそんな話をする様子を見て『若いって無敵なんだろうな』と思った瞬間でもあった。