我家の一員として、通り過ぎていった6頭のワンちゃん
たった2日しかいなかったワンちゃん
一週間しかいなかったワンちゃん
先天的な病気を抱えて,生まれて数ヶ月で逝ってしまったワンちゃん
1年ほどで、兵庫県赤穂市の方に貰われて行ったワンちゃん
貰われて行く時、車の後に乗せられた最後の姿は、今でも忘れられません
14年半を生き抜き、父の足下で息を引き取ったワンちゃん
みんなこのおうちでおねんねしました
名前はみんな同じ名前でナチ
那智の滝から名付けました
呼んだり話しかけたりする時はいつも ナッチャン
最後に一緒に暮らしたワンちゃん
次姉が学校の父兄からもらい受けたミックスで性格の穏やかなワンちゃん
嬉しいときは尾っぽがちぎれんばかりにフリフリしたり、緊張がほぐれて、おしっこをお漏らしするほど気持ちを精一杯表してくれました
でも、神戸大震災の年の11月13日に交通事故であっけなく逝ってしまいました
13年半の長寿だったとはいえ、ショックでした
ワンちゃんと一緒に暮らす生活は、この日が最後になりました
今は竹林に眠っているナッチャンのお墓に菊の花一輪を供えました
竹林に吹き抜ける風は、25年前と同じようにほほをなでるような、やわらかい風でした
