おひな祭りを8月に執り行うなんて、そんな所が有るわけないやん、と思われますが
アホぼんがいる兵庫県にそんな風習がありますので紹介します
今から450年以上も昔の戦国時代、播磨地方もご多分に漏れず下克上の世界でした
現在の兵庫県たつの市御津町室津という港がある村にに室山城というお城がありました
お正月も明けた頃 お城で室山城主、浦上政宗の息子清宗に、黒田官兵衛孝高の姉弟と思われる女性の嫁取りが行われました
二十歳過ぎの二人の門出の宴会もたけなわ、その時竜野城主赤松政秀率いる郎党に夜襲をかけられ城内は無残な状況に化したということです
この若い夫婦を哀れみ、室津の領民は、3月にひな祭りを行うことを躊躇し、半年遅れに行ったのがことの始まりだそうです
8月の終わりに近い行事、黒田官兵衛さんの妹さんか、お姉さんか 20才近くで逝かれた薄幸のお姫様に思いを馳せて一度見に行きませんか