法要を行いました。
この際、仏壇に祀っているご先祖様全員お参りすることとし、寒い仏間から、食堂にご位牌を招いてお祀りしました。
ご先祖様の中で、昭和5年に亡くなった母の祖父のことを覚えていることを教えてくれました。
ケーキのお皿は、河井寛次郎さんの六方皿、茶碗は姉が昭和36年8月16日に楽の窯元で焼いた黒楽茶碗、替茶碗には田能村直入が90歳の祝いにパトロンに送った桃割れの丹波黒茶碗を用いて母の長寿とご先祖様に感謝し、お手前をいただきました。
お皿は、現在寛次郎さんのお孫さんの鷺さん宅で普段使いされているお皿と同じ物で、いくつか焼かれたお皿の中のひとつです。
昭和20年~30年ごろに製作さた物で、本にも所載されている名品です。
今宵は、ご先祖様に思いをはせて、静かに過ごしたいと思います。


