続 母の従兄弟で、私の同級生の輝彦ちゃん | 瀬戸際おじさんの徒然日記

従兄弟の中の年長者が明治43年生まれ~昭和20年死亡とブログに書きましたが、その人は昭和初期に慶応大学に入学し、講道館で嘉納治五郎に直接手ほどきを受けました。


師弟とも同じ兵庫県武庫郡(戦前)出身だったため、何か気が合うことがあったのでしょうか。


その後地元に帰り、女学校の教師をしていましたが、昭和20年3月に妻(私の叔母)と長男、長女とおなかの中に次男を身ごもったまま、顔を見ることなく肺結核で亡くなりました。


その後、町は幾度となく空襲にあい、身重の体で、幼い子供の手を引いて、命からがら田圃の中を逃げまわったと聞かされました。


その次男は誠ちゃん70歳、今も元気もりもり。


8月は、いつも叔母から聞いたこの話を思いだします。