この3月まで一緒に仕事をしていた同僚の娘さんが急死されました。熱烈な宝塚ファンで大阪の国立大学在学中の才媛でした。いつもご両親が琴の演奏会に付いて行く自慢の娘さんでした。御通夜では掛ける言葉が見つかりませんでした。会者定離とは言うけれどあまりにも短い一生,残されたご家族に早く良いことがありますように祈らずにおられません。暑い日,寒い日、雨の日,風の日、これの繰り返しで時間がすべてを忘れさせてくれます。自分にも身内の不幸がありましたがすべて時間が忘れさせてくれました。まずは自分の健康に気をつけてご家族を大事にしてあげて欲しいと思います。最後に私の家の墓石に句が刻んであります.「会者定離 長雨なるる 散る桜」昭和5年4月の桜咲く日に大阪で逝った曽祖父の辞世です.あまりにも儚い辞世の句です。