わが一族は美白 | フライドチキンと海のおと。

わが一族は美白

ことに僕は美白で、
その肌は象牙のようなのだ。
もっちりぷりぷりとしていて、
僕が憧れるワイルド野郎のイメージとはかけ離れている。
しわも少なく童顔なせいで、
実年齢よりもかなり幼く見られる。


数年前、馬鹿な新卒生(彼は当時23歳、僕は34歳)に、


「はまさん、僕より2、3歳上っしょ?」


と言われた時は怒りを通り越して感心してしまった。


仕事先でも、
どう考えても自分より4~5歳年下だろうという奴に平然とタメ口をきかれる。
イヤだイヤだ。
ひげも生えないし。



肌が弱いのも難点だ。
夏場はアセモで背中が痒くなり、
冬場は乾燥肌で背中が痒くなる。
しかも、
春はスギ花粉で目鼻が痒くなり、
秋はブタクサで目鼻が痒くなる。
なんなんだ、もう。



まあ、かようにいろいろと弱いので、
快適な日常生活を送るためにはいろんなアイテムが必要になる。
リップクリームは手放せないし。
お風呂上りの乳液(当然敏感肌用)も手放せないし。
アイボンものど飴も湿疹の薬も手放せないし。
あ、口内炎の薬も手放せない。
なんなんだ、もう。
ちえっ。


僕的には財布だけを持って手ぶらで歩く、
というのに憧れる。
ものすごく近所でしかそれができないのでね。


ええい。


美白なんかいらね。
ロマンスいらね。