久々になりました。
わかってはいたものの、こう苦しいを通り越して情けない試合ばかりだと更新する気も失せますねw

さて、総括です。
大枠のテーマとしては、
1打線の不振
2中継ぎ陣の崩壊
3鳥谷のフルイニング
以上3点です。

もちろんそのほか先日の中谷と俊介の激突に見られる連携不足や藤浪の成長具合などもあるんですが、それらはまあキャンプやオープン戦で予想できたことなので割愛します。

1打線の不振
主力組がここまで成績を落とすのは予想外でしたね。打線は福留を除き、145キロ以上の速球を投げられればカットするのが精一杯というのが現状。これが速球に振りまけない力をつけるというテーマを掲げておいてこれなのかと思いますよ。例えばソフトバンクの打者なんかは阪神打線と比較すると打撃フォームにおいて準備するステップが格段上だと感じます。早く始動して、そこからゆったりとタイミングを取り始める。その中で打つべきボールを捉える技術が高い。阪神高山を例にしてみると、オープンに構えて一度足をスクエアに戻すステップをしてからスイングに行く。そのステップをしてるときにはすでにピッチャーがリリースに入っているので、必然的に構え遅れになる。それならもう少し早く始動を始めるなり、オープンをやめて、スクエアに戻すステップ位置を始動ポイントにするなどするべきかと思うんですがね。
また、中谷を例にすると、彼は比較的早めに指導して140後半の速球を叩ける選手ではあるんですが、いかんせん抜くボールに対しての反応が弱い。バットが止まらない状態なわけです。中谷はバットのヘッドがピッチャー側に向いた状態から振りに行くので、バットを出すときにはヘッドの向きがピッチャー側にあることがロスにつながっているわけです。ゴメスのバットユラユラもしかり、無駄な動きを打席内でしている選手が多すぎる。
SB柳田やYS山田なんかは、スイングスピードが注目されてますが、無駄な動きがない。もしくはスイングスピードでカバーできて、メリットと化している。
山田と梅野を比較します。
山田の場合、足を大きく上げてタイミングをとりますが、腰のひねりが小さく、バットを出すときにロスがない。なので、足をあげた位置エネルギーが良い方向に作用している。対して梅野は、足を大きく上げて、さらに腰をめちゃくちゃ捻るので、ほとんどが振り遅れになる。

まあ速球に振りまけない意識は大切ですが、速球に振りまけない=強いスイングだけでなく、始動とスイング内での動き。ここが抑えられて初めて速球に振りまけないスイングができると見ています。
後半戦はここに意識をおいてもらいたいですね。


2中継ぎ陣の崩壊
最近は藤川、ドリスが勝ちパターンで収まってきましたが。それ以外がやや不安。榎田や高橋に負担がかかりすぎていますから、若手の成長に期待したいんですが、その若手がだらしない。歳内は変わらないし、石崎はすぐ故障するし…(笑)
しばらくは中堅、ベテランに頼る形になりそうですね。


3鳥谷のフルイニング
これは早急に解決しないといけない課題でしょう。
とかく、今年の鳥谷は守備、打撃が軒並み悪い。やっぱり目なんでしょうか。スイングもやや遠回りしている感があります。まーそれは毎年のことなので良いんですが、バットの上っ面にあたる打ち損じが多すぎる。今の成績でフルで出すメリットがないんですよね。もちろん今の阪神において、今の鳥谷ですら必要な打者とせざるを得ないんですが、休ませることも視野に入れないといけないでしょう。動体視力が低下しているのなら、ちょっと専門外なのでわかりませんが、感覚的なものなら、そのズレを修正しないといけない。
そのために敢えてスタメンを外すなり、ミニキャンプを張るなり、とにかく打撃練習に費やすyなどしてとにかく修正してもらいたい。


なんかもっと詳しく書くつもりが、面倒になったのでこの辺で失礼しますw