大統領府の声明では、モンティ首相は8日、ナポリターノ大統領と会談。「任務継続は不可能になった」として、議会で審議中の予算成立後に辞任する考えを伝えた。来年予算は年内に成立する見通し。来年3~4月の実施が見込まれていた総選挙が前倒しされる可能性が高まっており、その場合、早ければ2月にも行われる。
同国では6日、ベルルスコーニ前首相率いる自由国民が上下両院での信任投票で棄権。かろうじて政権は信任されたが、アルファノ幹事長は「政権の役割は終わった」と語り、首相は「不信任」と受け止めた。
モンティ政権は昨年11月、債務危機の影響でベルルスコーニ政権が退陣に追い込まれたのを受け、閣僚に政治家のいない実務家内閣として発足。財政健全化や構造改革を断行し、欧州諸国や金融市場の信頼を集めてきた。
関連記事
最近ブルーベリーにハマってしまい、1週間前から毎日小パック1つ食べてます。食...
中国経済、13年は緩やかな回復傾向に=証券会社予測
英仏、断交寸前だった…フォークランド紛争時
AUで昨日に続き、今もデータ通信機能の障害出てませんか?再起動、機内モードONOf...
<韓国大統領選>大接戦 出口調査の結果もまちまち