風の強い日
街路樹の並ぶ通りを散歩してた
何気なく空を見上げたら
ラメラメ模様のデッカい毛虫が何十匹と
まるでミラーボールみたいな塊になって
ボクの頭の真上を
風に吹かれて
ぶらあん
ぶらあん
あちらこちらと揺れていた
ゾッとして飛びのくとき
思わず声でちゃったよ
かわいい声
恥ずかしい声
もう
イッちゃった、みたいな声
嘘
嘘だよ
ボクはイクとき声なんかだしたコトないもんね
でも憧れる
声でちゃうくらい気持ちいいって
どんなんだろ
いっぺん
キミがびっくりするくらい
イイ声だしてみようかな
あの毛虫の塊思い出してさ。