本日紹介する本は
人の気持ちがわかる技術
一般財団法人メンタルケア協会著
です。
この本は精神対話士の体験と、また人の気持ちを理解するのに大切な要素について解説されています。
特に実体験が記されているため、感動的なエピソードも多かったです
最も心に残った文は
「他人を百パーセント理解することはできません。しかし限りなく相手の気持に近づいていくことはできます。」
です。今はSNSで対話の頻度が減ってきている時代。一度対話について考える良い機会になるのではと私は考えています。
今回は、本書に書かれている傾聴に必要な力
察知力
あいづち
そして、精神対話士の資質 誰もが持っていたい6つの資質
について解説していきます!
まず
察知力
観察力はわかるけど、察知力とは…?
と思う人が多いと思います。
察知力とは…
相手の気持を察する能力、力のこと。また、人それぞれの話し方の癖からその変化を感じる事
だそうです
具体的には
対話相手が何を望んでいるか、対話相手が常に対話を望んでいるわけではないこと、アドバイスを求めているわけではない事など相手の気持を考える事です。
対話の中で、相手が褒めてほしいのか、共感してほしいのか…などなどでしょうか。一番難しいところですね。
しかしこれができるようになれば人間関係の改善は間違いなしです!私もできるように精進します!
あいづち
そんなのわかってるという人が大半のあいづち
実は一番難しかったりするのではないでしょうか。
ただ頷けばいいわけでもないそういうものです。
相づちはしっかり聞いていることを示すだけでなく、相手の気持を引き出さ効果もあります。ポイントは相手の言葉をそのまま復唱することです。
自分なりに理解して、別の言葉で復唱すると理解の違いが生じたりするものです。そのため、同じ言葉を繰り返すことが大切になってきます
そして最も大切なのがタイミング相手の話を傾聴し、その気持ちに沿った相づちを打つべきなのです。タイミングの悪い相づちを打つと、それだけで相手に不信感などを生んでしまうのです
これはもう練習あるのみですね!
最後に
精神対話士の資質
誰もが持っていたい6つの資質
について解説していきます。
1 誠実であること
2 謙虚であること
3 感性が豊かであること
4 忍耐強いこと
5 愛があること
6 想像力
の6つですが、これは普段我々の生活でも非常に重要な要素なのではないでしょうか。
これらを実現するためにはまず、自分自身が健康で、幸せでないと駄目だと思います。
まずは自分の自信をつける為におすすめなのは、何か一つやると決めて、やってみること、続けること。
それが、遊びでも、ゲームでも、趣味でも何でも構いません。自分が誇りを持てることを一つはじめ、続けてみてください。
そさして、その第一歩として、この本を是非手にとって見てください。
ではまた!