勉強は図書館かマックでしており、 図書館で学習する際には、IT系の棚に目を通すようにしています。
最近プロジェクトのテストの担当になったので、といっても「当プロジェクトにおけるテストとは」という、ある意味大上段の説明担当ですので一般論が知りたいと思い、図書館で手に取りよさそうなことが書いてある『ITの仕事に就いたら「最低限」知っておきたい最新の常識』という書籍を借りました。
初心者からの質問へのQ&A形式で書かれており、全体的にわかりやすくよい本だと感じたため、本日の返却に当たり「この本なら、ITストラテジスト試験(ST)の論文に役立つような知識もわかりやすく書いてあるのではないか」と思い、ざっと見てみました。
すると104ページ「業界の常識II-13」に、
「どのように、IT投資の価値を判断しているのですか?」
⇒基本的には、投資に見合ったリターンを得られるかです。
という説明がありました。出だしはこんな感じです。
『会計学の世界において「企業の投資した資本がどの程度の利益を生んでいるか」を測る指標はリターン・オン・インベストメント(ROI)と呼ばれます。最近、IT投資においても、ROIの考え方が重視されるようになっています。』
基本的にITの仕事に始めて就いた人向けの書籍ですので、この後もわかりやすい説明が書いてあります。
この本によると、ROIによるIT投資の考え方(計算式)は、以下になるとのことでした。
また「ROIによるIT投資の計算例」も載っていました。そのまま載せるのは問題がありそうなので、私なりにアレンジしてみました。
a)初期投資コスト:3億円
b)運用コスト:2千万円/年×5年=1億円
c)累積コスト:5年で3億円+1億円=4億円
d)キャッシュフロー:8千万円/年
e)累積キッシュフロー:8千万円×5年=4億円
f)ROI:累積キャッシュフロー4億円÷累積コスト4億円=100%
これを"投資効果として初期投資額3億円、毎年の運用コストが2千万円で5年間で計4億円となり、毎年のキャッシュフローを8千万円と見込んでいるので、ROIは5年で100%となり回収可能と考えている"などと設問ウの見込んでいる投資効果に記載すれば、何となく"受かる論文感"が出せるのではないかと考えています。
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次男くんは私立大の理工学部への進学が決まりました。先日前期の学費を納めてきましたが、これが残り3年半続くとなると、なかなかの額になります。
健康に気を付けつつ自分の付加価値を上げて、自他ともに"まだまだ行ける"となるためにも、今回は何とかしたいと思えてきました。
とうとう本気を出す時が来たようだ...