日曜日にあった、ITストラテジスト試験(ST)を簡単に振り返ってみたいと思います。
【学習方法】
まず午前2ですが、毎回平成21年度からのものを解いていますので、何とかなるのではないかと考え、割とゆるく学習しました。
学習としては、歩きながら聴けるので、
を通勤時に繰り返し聴きました。歩きながら他のことを考えていることも多かったのですが、回数だけは結構聴いたので、それなりに頭に入ったと思います。
しっかりと過去問を見ての学習は1週間前の4月9日(日)からでした。
学習の仕方は、過去問と解答をiPhoneアプリのドライブに保存して、解答を覚える感じでスキマ時間に学習しました。
ドライブのよいところは、画面を指で押さえてそのままスライドさせると次のファイルとの行き来が簡単にできるところです。
この"画面を指で押さえてそのままスライドさせる"ことをなんというかご存じでしょうか。
世間では、フリック(flick)というらしいです。
ただ問題を解いていて、解説が見たいと思ったときや、紙に書くような問題でその余裕がない時には、考え方を確認したいと思いこれまで一番よく見ていた、
も参考にしました。
また間違えたり、もう一度確認すべきだと思った問題は、問題のスクリーンショットを撮り、そのまま編集で正解にマーカーで色を付け、"写真"に保存しました。前日に一気に確認したいと考えたためです。
こんな感じです。
学習期間が短かったので、立ち食いそば屋さんの行列に並んだ時や長い信号待ちなど、スキあらばという感じで学習しました。
【試験本番】
今回もいきなりマークすることはせず、頭から"見たことがある問題か"と"解答まで覚えているか"という点について、初めに問題文にマークしていきました。
すると、1問目が"解答を覚えている問題"、2問目が"見たことがある問題"でしたので、今回も大丈夫そうだという気になりました。
結局見たことのあるものが14問で、そのうち解答まで覚えているものが11問ありました。
一通り問題の解答の記号に〇を付け、マークシートを塗ろうかと思ったのですが、その時に初めに付けた〇を変えたのが以下の問題になります。
この問題は過去に出題はありません。
"目的変数"という言葉から、IPAは「G検定受けてますか?」と聞いてきている気がしました。ここはG検定合格者として外すわけにはいきません。
アのABC分析は多い順にまとめるようなものだったと思うので違います。イのクラスター分析も、過去問で解答になる問題が何度か出ていましたが、やはりまとめるものだったと思いますので、これも違います。
ウの主成分分析は、何か聞いたことがあります。エのロジスティック回帰分析は、あきらかにG検定のテキストに出ていました。が、どんな意味だったかな。。。
始めに解いた時には、ロジスティック回帰分析に〇を付けましたが、"いや待てよ。これが正解では、G検定の素人さんには厳し過ぎる。ここはなんとなく意味が分かる主成分分析では"と思い、問題用紙のエに付けた〇を二重線で消し、ウに〇を付け、マークシートにもマークしました。
そして最後までマークを付け、見直しているうちに頭の中にある考えが浮かびました。
"おそらく問3が不正解でも、午前2は通過するだろう。その上でどちらに〇を付けるべきか、ケースに分けて考えてみよう"
解答を主成分分析として、正解の場合
⇒IPAとの心理戦だった。あーよかった。
解答を主成分分析として、不正解の場合
⇒なぜ、はじめに付けたロジスティック回帰分析を変えてしまったのだろう。去年3冊も参考書や問題集を購入したG検定の学習は一体なんだったんだろう。俺ってやつは。う~ん。
解答をロジスティック回帰分析として、正解の場合
⇒やっぱり、なんちゃってとはいえG検定合格は伊達ではなかった。よかった。本当によかった。
解答をロジスティック回帰分析として、不正解の場合
⇒そうかぁ、まだまだ覚え方が甘いなぁ。俺もまだまだだなぁ。
ということで、"当たっても外れても気持ちの高ぶりはロジスティック回帰分析にするしかない"という結論となり、久しぶりにマークを消しゴムで消して書き直しました。
正解は、
ロジスティック回帰分析
ちなみに、主成分分析もG検定で学習していて、こちらは教師なし学習、ロジスティック回帰分析は教師あり学習でした。
全体の正解は19/25で、目標の20問正解には届きませんでしたが、なかなか良い滑り出しだったと思います。
ここまでは。。