おはにちは。つんつんです。

断酒12日目、離脱症状から解放され睡眠の質があがってきたことを肌で感じている。

何しろ「眠れない」のだから断酒を開始して4~5日は体力的にも精神的にも辛い日々だった。

 

さて、タイトルに書いた「アレ」の話をする前に、これまで盟友として歩んできた酒との付き合いについて少しふれたいと思う。

まず初めに明言するが俺は酒は好きだが酒乱ではない。

「綺麗なお酒を飲みますね!」と方々から言われるほどに酒を飲んでも乱れない変わらない。とにかく平和に楽しい酒を飲んでいるのだ。

これであれば断酒などする必要はないわけだが、一つ大いに問題なのがその量だ。

俺はウィスキーを一晩で半分から1本余裕で空けてしまう飲兵衛なのである。

ひとたび飲み始めると謎の領域が展開し、歯止めが利かないのだ。

これが非常にマズい。電池が切れるまで終わりが見えないのである。

人に迷惑はかけないし、仕事に穴をあけるわけではない。

しかし、そこまで飲んでもクリエイティブな仕事ができるか?と問われれば返答は「NO!」だ。

アルコールで弛緩した脳みそでは斬新な発想など生まれはしない。

いや、例え生まれたとしても寝て起きたら忘却の彼方に消え失せていることだろう。

何を隠そう俺の職業はクリエイターなのだ。

 

さて、話を本題に移すとしよう。

タイトルにある「アレ」とは「甘いお菓子」のことである。

断酒をすると高確率で甘いお菓子が欲しくなるのだ。これは俺に限ったことではなく多くの断酒者を襲う副作用らしい。

理由は諸説あるのだが酒を飲むとインスリンの分泌が減少し、一過的に血糖値を下げることができない状態になるため、糖分を欲しいと感じない。しかし、酒をやめるとインスリンの分泌が正常に戻り、血糖値のコントロールが正常になるため、糖分を摂取したいという欲求が増すという説が俺には当てはまっている気がする。

 

甘いお菓子といえば手にとり易いのがチョコレート菓子だ。

それに次いでカスタードや生クリームを使ったシュークリームやケーキなどが軒を連ねる。

これがもう、やめられない!とまらない!

ただし過去の断酒経験から言えることは、この感情は断酒初期に生じる一過性の欲求だということだ。

よって、今はいいのだ!これでいいのだ!の精神が大事なのである。

断酒によってぽっかり空いた穴を他で埋める行為。これが終わりの見えない欲求ならばもはや糖尿病街道まっしぐらの状況である。しかし14日間をすぎたあたりからこの感情は落ち着いてくる。そう、14日間お試しのドモホ〇〇リンクルのように。

この14日間は甘いものを欲する欲求や増進する食欲には抗わない方がよいと個人的には考えている。

断酒をしている上に、ぽっかりと空いた穴を埋めるための欲求まで抑え込もうとするとスリップ(再飲酒)に陥る可能性が高まってしまうからだ。

 

あと数日で14日間の断酒期間が過ぎようとしている。

なんてことはない、以前にも上った山じゃないか。何食わぬ顔で一歩ずつ歩みを進めてゆくだけだ。

 

今日も元気だ空気がうまい。

それでは皆さんよい休日を!


スイカバーのお友達