改訂 岩と放蕩娘 -23ページ目

夏山報告 *2日目*

2日目。今日はこの縦走のメイン。槍にキレット越です。

朝0430起床。

天気がよさそう。

涸沢の空の色がどんどんかわっていきます。
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空気も凛と澄んでいます。

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穂高が焼けていきます。


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すっかり日が昇った0500頃、今度は客食をいただく。

山小屋なのに、生野菜。すげー


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準備を済ませ、外にでると、この晴天。

もう、神様からのプレゼントとしか思えません。


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パッキングもばっちり。

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涸沢小屋名物、ソフトクリームをもらう。

見送っていただき、出発。もう、なにからなにまで感謝です。。。

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北穂に向けて、いきなりの急登を進みます。

どんどん高度を上げていきます。

アサイチにこの急登。脈拍一気上がって上がりきるまでつらいつらい。
見下ろすと、昨日いた場所がこんなに小さく。


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空を見上げると、もう秋の空でした。



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写真をとる。


うちらが楽しそうに見えたのか、夏山取材の新聞記者の方に声をかけていただき、写真を撮られる。

その記者さん、ふだんは事件・事故担当らしく。


縁起悪いじゃないか。




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いつか、あそこも行こう、と皆で言い合う。

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北穂着。

いまから向かうルートが一望できる。

この景色が見てみたかった。


時間もないので、急いで行動食を詰め込んで出発。


ここからまさにアドベンチャー。

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切り立ってます。


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クスが事前に「落石はおこさないで」と言っていた通り、落石がすごい。

何度も「ラク!!」という声が響き、でかい岩が降ってくる。

あるいていると、生々しい血痕が残っていたりして。


足場が安定してたので滑落の恐怖はほどんとなかったけど、いつ落石がくるかわからないし、自分が起こしてしまうかもしれないという恐怖のほうが強かった。


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途中で山けいJ○Yの取材をうける。

そのカメラマンも偶然もとバイト仲間だった。

どんなけ北アルプス界隈に仲間が点在してるんだろう。
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南岳に続く道。

こちら側からの南岳を初めてみて、なんて迫力のある山なんだ、とびっくり。
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やたら長い梯子を登る。


南岳についたころは結構ガスってきていて、ガスの切れ目から景色が見える感じ。

南岳でもういちどかるく行動食を入れる。

時間がなくてなくて

南岳の小屋番Sさんに挨拶、少ししゃべって出発。

ここからは、去年の夏、バイトの遠足で通った道。

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中岳についたときなんて、もう、ガスガス。



なんとか16時代滑り込みセーフ。

ホームに到着。また個室をいただいて、ビールもごちそうになり、まったりする。

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夜はまた従食を一緒にいただいて、ひさしぶりに会う仲間と楽しく過ごす。

だいすきな槍で大好きな人たちにあえて、ほんとうに嬉しい。

夜は持って行ったお酒を従業員部屋で飲んで夜が更けていく。


いつか、また、ここで夏を過ごしたいな、と思いながら


ここで過ごした夏はどの夏も最高だった、と、この山と小屋、それを支える人たちに会えたことに感謝してみたりなんかして。




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夏山報告 *1日目*

北アルプス縦走のことについて書きます。

こんな風に登った後で記録に残すことはめったにない。うまくまとまらないから。

今回そうだと思いますが・・・



***

今回の日程は

8月13日 夜行バス

  14日 上高地―涸沢

  15日 涸沢―槍ヶ岳

  16日 槍ヶ岳―上高地―帰宅 


メンバーは


クス・ツノ・コンブちゃん・よう の4人。

平均年齢24.5歳 何度もワンゲルと間違われる。

コンブちゃん以外の3人は小屋番バイトの同期。


***


13日21時30分新大阪駅にてこんぶちゃんと待ち合わせ。

私は梅田でゆっくりしすぎてぎりぎりに到着。

すぐに夜行バスに乗り込み、後ろのおばちゃんにいちゃもんをつけられ、無視し、なんとなく寝たら朝、沢渡でした。

沢渡でバスをのりかえ、上高地へ。このときこんぶちゃんの眠気MAXで、「今日はのぼれないかも」という考えが頭をよぎる。

6時上高地着。バスを降りたらもう空気が違う。この違いに毎回感動する。

朝ごはんたべたりパッキングしなおしたりしてたら、一緒に行くクス参上。

簡単に「あ、こちらクスです。こちらこんぶちゃんです」と紹介し、あとは本人たちに任せる無責任ぷり発揮。



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いやあ~はれた~

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これって最高の山登り日和よね?


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目にうつるすべてが美しいのです。


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コンブちゃんもあるくあるく。


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たくさん写真をとりながら。

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かっこいい山~

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きれいなみどり。


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すたすた歩いていると、ついに分岐の横尾大橋。久しぶりに渡る。

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途中でボルダーをみつけては、触る。


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屏風岩の迫力に全員魅了される。


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最後のじわりじわりと来る登りに全員やられる。

息も絶え絶え、昼過ぎに到着。

小屋潜入。荷物整理後、軽食で昼ごはん。


ここで、もう一人の同行者と合流。



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全員クライミングも好きなんで、余った時間はボルダーとしゃれ込む。


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ひょいひょいとスリッパで軽くのぼるクス。


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コンブちゃんも登る。

しかし、このボルダーのすぐ近くまで雪渓が残っていて、雪渓からの冷気が半端ない。

天然冷蔵庫。夏なのに本気で凍えます。

こんぶちゃん、「さむい」としか言えなくなります。

そのご、クスのテントに逃げ込み、「テントってあったかい!!」と感動、コンブちゃんひと寝入り。

テントを出るころにはテント村も夜になっていた。


従食を小屋番の方々と一緒にいただく。槍とはまたカラーの違う、若い、活気あふれる雰囲気の食卓でした。

こんなたのしい明るい雰囲気の小屋ではたらくのも、楽しいだろうな~~~みなさんが小屋を愛している様子が伝わってくるようです

ほんとうによくしていただきました。



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食事後、テラスに出ると満天の夜空。

星が敷き詰められていて、もちろん天の川も見える。

山に登るたのしみの上位にこの星空を見ることがあるんだけど、今回も最高の星空でした。

ロマンチックな情景をみながら私とコンブちゃんとクスが話す内容は、

「明日のキレット通過時に下痢になったらどう対処するか。周囲はどのように反応すべきか」でした。


いやあ、うんもネタはこの年になっても鉄壁なんですね。空気薄かったからかな。

目は星を見ながら、大笑いして話してました。


しばらく笑って、就寝。

特別に部屋をもらってかなり快適に眠る。


さて、あしたはついにキレット越えだ!

帰宅ちゅう

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おそろしく美しい、夢のような3日間が終わりました。

さっきこんぶちゃんとも別れ、25時頃には我が家です。


興奮冷めやらず、恋したような状態
たまらんっっ
明日以降、写真たくさんアップするつもり

上高地~涸沢~南岳~槍ヶ岳~上高地
大成功☆☆