異動のことで
私が
あまりにも
精神的に不安定になったこともあり、
太郎くんも
心配するようになりました。
「●ちゃん(私)が
俺のことを大切に思っていることは
十分わかってる。
でも、仕事を
頑張りたいという気持ちが
凄くあることもわかってるよ」
そう、
私にとっては
どちらも物凄く大事で、
なぜ、
どちらかを選ばなきゃいけないんだろう・・・
そう思ってしまいました。
どうしたらいいのか
わからない・・・
どの選択肢が正解なのか
わからない・・・
私は
彼の前で
泣きじゃくっていました・・・
そんな私を見て
太郎くんは
こう言いました。
「前に言ったと思うけど
俺は遠距離恋愛は無理だと思ってきた。
いまも難しいと思ってる。
さみしがり屋だからなあ~。
でも●ちゃんとは一緒にいたいし
●ちゃんが仕事を頑張ってきたのも
ずっと見てきたから
気持ちもわかる。
最後に決めるのは●ちゃんだよ。
でも、
異動を受け入れると決めたなら
俺は応援するし
2人の関係を大切に出来るよう
俺も頑張るよ」
そう言ってくれました。
私は
太郎くんの優しい言葉に
涙が出ました・・・
私に判断を委ねてくれている。
そして、
どんな決断であれ
決めたことは尊重し応援してくれる。
そして
2人で頑張っていこう・・・と。
私は
太郎くんに抱きつき
わんわんと泣きました・・・
(続く・・・)