こんにちは。

先日、深川方面を歩いた時に立ち寄った

深川江戸資料館です。

 

都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線

「清澄白河駅」のすぐ近くにあります。

 


施設の中心は「展示室」の常設展示ですね。

 

展示室は、高い吹き抜けになっていて、

江戸時代末(天保年間)の深川の町並みが

実物大で再現されていました びっくり

 

肥料問屋、八百屋、米問屋、

落語に出てくるような長屋・・・

建物以外に掘割(運河)や船も再現されています。

時代劇のセットみたいです。

 

光や音で、夜明けから日没までの一日の

時間経過が表現されていました。

季節の行事などに合わせて

展示内容も変えられているようです

 

本来は、お店や長屋の建物に上がって

展示品にも触れられる体感型の施設です。

でも今は、感染症拡大防止のため、

残念ながら触れたり上がったりはできませんでした。


 

長屋の住人たちには、こだわりの人物設定が

なされていますニヤリ

名前や家族構成、職業、年齢まで細かな設定です。

米屋の職人家族、木挽職人の夫婦、

三味線のお師匠さん、独り住まいの船頭さん

ぼてふり・・・

 

部屋の中を覗いてみると、

それぞれの暮らしぶりにあわせた生活用品が

置かれています。

仕事道具や子どものおもちゃ。

干された洗濯物や飾られた花。

人物設定を読みながら、部屋を覗いて

その暮らしを想像するのも楽しいですニヤリ

 

長屋脇には住人の共同スペース。

井戸、共同のトイレ、ゴミ捨て場、

小さなお稲荷さんも祀られていましたお願い

今にもおかみさん達の井戸端会議が始まりそうな雰囲気です。


火の見やぐらの近くには、延焼を防ぐための

火除けの空き地。

そこには蕎麦屋の屋台、いなり寿司屋台、

立ち食いの天ぷら屋など。

 

今や日本食の代表、蕎麦・天ぷら・寿司も

江戸のファーストフードですねドキドキドキドキ

 


企画展は「こうとう浮世絵づくし」でした。

江東区には浮世絵に描かれた神社や橋など名所が現在も残っています。

浮世絵に描かれた相撲や歌舞伎役者とも縁の深い土地です。


写真にあるように、過去には「杉浦日向子の視点」という企画展も実施されたようです。

NHKの「お江戸でござる」でお話されていた杉浦さん、大好きでした。

パンフレットいただいてきました。

 

 

今回、自分でも意外に思ったのですが

深川江戸資料館、面白かったです ニコニコ

 

以前はあまり興味が湧かなかったのに、

土地の開発年表やさまざまな資料文書にも興味が湧きました。

 

どうしてだろう? 

 

たぶん、

今回の深川だけではないのですが

昨年から週末散歩であちこち歩くようになったことが関係しているのだと思います。

歴史・地理で知識として知った人名地名、

時代小説や落語の中の架空の物語、

頭の中に断片として散らばっていたものが

実際にその土地を歩くことで

身近な実感を伴って少しずつ繋がる感じが

楽しいのだろうと思います。

 

昔はこのあたりまで海だった とか

この川は江戸時代に人が掘った川だ とか

この道路は昔の川の跡だ とか

散歩の途中で、時々夫が教えてくれます。

 

わたしの記憶には、地理も歴史もなかなか残らず、断片だらけですけど、

「あぁ、そういえば・・・」と時々繋がる感じが増えたことだけは確かです。

 

やっぱり体験したり、体感することって

大切ですね。 ウインク

 

あまり広いわけではありませんけれど

ぎゅっと中身の詰まった資料館でした。

建物に上がったり、道具に触ったりできる

ようになったら、また行きたいなと思っています。

   

 

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