こんにちは。
先日送られてきたある文書に「生涯学習」という言葉がありました。
ちょっぴり堅苦しい言葉ですね。
でも、
好きで何かを続けているとすれば
きっとそれが生涯学習なのでしょうね 
始めるきっかけは、とても軽いかもしれません。
あんなふうに演奏できたらカッコいい！
楽しい、もっとやってみたい！
素敵！わたしも作ってみたい！
カワイイから、育ててみたい！
やってみたら気持ちよかった！
そんな感じで軽～く始めてみたことも
続けていくうちにその世界は
だんだん深くなったり、広がったり･･･
わたしも、最初は
「こういう花を自分でつくって飾れたらいいな
楽しいだろうな～
」
くらいの気持ちでした。
粘土による花づくりを習い始めて、
いざ自分でつくろうとすると
その形や花の付き方などがよくわかりません。
これまでぜんぜん気に留めもしなかった
おしべやめしべ、花びらの枚数も
気になります。
ふだん何気なく食べていたイチゴやブドウも
観察のために買ってしまいました。
いかに自分が見ていないか･･･
コースが進んで新しいテキストを手にすると
今度は「目次」も気になります。
知らない花の名前を見つけて
アルストロメリア って何？
ビバーナム ってどんな花？
調べて「あぁ、これね」と思えればいいのですが
「見たことないわ、きっと珍しい花なのね」と思うこともあります。
ところが、
それまで見たことないと思っていたのに
一度その花を知ってみると
ＴＶを見ていてもスタジオ映像の中で
その花がやたらと目に付くのです
あっ、ここにも飾られている。
このアレンジにも使われている。
近所のスーパーで売られているような花束にも入っていました
いつもこんな身近で見ていたのに
全く目に入っていなかった･･･
花づくりをきっかけに
その花について調べたり
実際に育ててみたり
植物園や花の展示会に行ったり
お花屋さんにも足を運ぶようになったり
ちょっとだけ世界が広がりました 
学生時代から野山の小さな花は好きでしたが
お花屋さんに並ぶ華やかな花に興味がなく
花の名前もあまり知りませんでした。
でも、
興味がなかったはずの華やかな花も
いつの間にか好きになってしまいました。
きっとそれぞれの人が
趣味といわれることをきっかけに
その人なりに関連知識を深めたり
技術を身につけたり
違う分野にも興味や行動を広げたり
しているはず。
その人の何かが変化しているはず。
学習だわー
大人になってからの学習は「自分」が主体ね。
思うに、生涯学習とは、
自分が充実した楽しい生活を送るために
自分の中の「やりたい」という気持ちに沿って
自分に合った方法・好きなやりかたで
それを続けること。
年齢なんて関係なしでネ！